トラスティド・トラベラー・プログラムとオンライン審査

行政書士法人IMSの冨田です。

 

先日このブログでもご紹介しました「トラスティド・トラベラー・プログラム(TTP)」が、

本日11月1日からスタートしました。

 

これにより、外国人では再入国許可を受けている中長期滞在者に限られていた

自動化ゲートの利用が、

「短期滞在」の在留資格で入国する外国人ビジネスマン等にも

認められることになりました。

但し、ビザ免除国のパスポートを持っていることや、

過去に一定回数の来日歴があること、退去強制歴がないことなどの

要件を満たした「信頼できる渡航者」と認められた方であることが条件です。

詳細は入国管理局のホームページで確認できます。

http://www.immi-moj.go.jp/ttp2/index.html

 

頻繁に来日される外国人の方にとって、出入国審査のための行列に

並ぶ必要がないのはありがたいですね。

 

実は今回のこのプログラムについて私が気になっているのは、

自動化ゲートの利用対象者が拡大したことよりも、

オンラインでの審査が取り入れられたことです。

 

以前もご紹介したように、今回このTTPを希望する渡航者は

入国する前にオンラインで申請書や必要資料を入国管理局に送信し、

一次審査を受けます。一次審査をパスした渡航者は、日本の空港で

一旦通常の入国審査ブースで入国審査を受けた後、

空港内等にある登録場所で事前に送信した資料の原本を提出し

指紋を提供して二次審査を受け、そこで登録が認められると

「特定登録者カード」が交付されることになります。

 

今まで入国管理局がオンライン手続きを認めていたのは届出のみで、

在留資格に関する審査は全て書類の提出が必要とされ、

その審査結果の連絡は郵送のみでした。

それがTTPでは、在職証明書などの疎明資料もデータで送付可能ですし、

審査結果はメールで連絡されますので、

最終的に原本を提出するにしても手続きは格段に楽になります。

 

これが順調に運用できれば、通常の在留資格に関する審査の

オンライン化にも弾みがつくことが予想されます。

今後の動向に注目して行きたいと思います。

 

 

 

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