相続時の戸籍請求について

行政書士法人IMSの冨田です。

 

先日、相続手続きに必要な戸籍取得のお手伝いをした際に、

一般の方にはわかりにくいだろうなと感じたことがありました。

 

相続手続きには、出生から死亡までの全ての戸籍を取得する必要があるのですが、

実は戸主変更があったり法的に改製されたりすることによって

ひとつの本籍地につき取得すべき戸籍が複数ある場合も多いのです。

しかも戸籍には除籍や改製原戸籍など様々な種類があり、

一般の方にはなかなかイメージしにくいものです。

 

本籍地の役所の窓口に行き、状況を説明して取得ができれば一番確実ですが、

もし本籍地が遠方の場合は郵送請求することになります。

複数存在する可能性を知らずに除籍謄本を請求し、

届いたものを見てみたら改製されたものだった、という場合には、

そこからまた改めて改製原戸籍謄本を郵送請求しなくてはならず、

時間も手間も倍かかってしまいます。

 

このようなことを防ぐためには、郵送請求のための書類に

「相続手続きのため出生から死亡までの全ての戸籍が必要」と

明記することが大切です。

これを書くことにより、証明書を発行する市区町村の担当者が

該当するものを全て調べてくれます。

また、この時に手数料のための小為替も複数分封入することで

手続きを一気に済ませることができます。

但し、手数料はお釣りのないようにと指示のある自治体の場合は、

事前に電話をして対応を確認したり、

複数ある場合に備えて多めに封入した旨のメモをつけた方が安心です。

 

相続手続きは、親しい方が亡くなられた悲しみに浸る余裕もなく、

他にもしなければならないことが山積する忙しい時期に進められるものです。

コツを知ることで少しでも負担を減らして頂ければと思います。

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