米国籍配偶者がいる方の短期観光ビザ申請について

こんにちは。行政書士法人IMSの泉です。

米国籍の夫又は妻がいる米国籍以外の方の中に、渡米に際して永住権(グリーンカード)まではいらないけれども、短期観光ビザ(B-2ビザ)が必要という方がいらっしゃいます。

例えば、米国籍の配偶者がいる日本国籍の方で、今後も日本で家族一緒に暮らしていきたいと考えているが、近々90日を超える期間就労を伴わない米国滞在をする予定がある、という場合が上記に該当します。

FAM(領事のビザ審査手引書)によりますと、

9 FAM 402.2-4(B)(4) (U) Spouse or Child of U.S. Citizen or Resident Alien
(CT:VISA-1; 11-18-2015)
(Previous Location: 9 FAM 41.31 N14.3; CT:VISA-701; 02-15-2005)
(U) An alien spouse or child, including an adopted alien child, of a U.S. citizen or resident alien may be classified as a nonimmigrant B-2 visitor if the purpose of the travel is to accompany or follow to join the spouse or parent for a temporary visit.

とあり、米国籍の夫又は妻がいてもB-2ビザ発給が認められうることが記載されています。

二重意思(dual intent)があるとB-2ビザが発給されないため、申請者に移民の意思がないことを客観的証拠を揃えて証明することがビザ取得成功の鍵となります。つまり、申請者の日本との社会的・経済的な結びつき(home tie)及び渡米目的を果たした後はすみやかに米国から日本へ帰国することを領事に対して証明しなければなりません。このような立証作業はB-2ビザ申請では必ず必要なのですが、米国籍の配偶者がいる場合は米国への移住が比較的容易であるがゆえにより一層強固な証拠が求められます。

上記のハードルを克服ができると、米国籍配偶者がいる方の短期観光ビザ申請も可能性があることになります。

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