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日本の国際化

こんにちは、IMSの李です。

今日は少し余談を交えて、日本の国際化と弊法人のご紹介をさせていただこうかと思います。

私は昔からジブリ映画が好きなのですが、昨年の12月30日(水)にNHK総合テレビで放送され、(この度の緊急事態宣言の発令で延期になりましたが)4月29日(木)に劇場公開予定だった『アーヤと魔女』の撮影裏話で、日本も本当に国際的になったものだと感じたことがあったのでそのことを紹介しつつ、弊社の紹介もさせて頂こうかと思います。さて、ジブリ映画の話がどのように弊社の話に繋がるのか・・・。

スタジオジブリ発行の『熱風』に宮崎吾郎さんと川上量生さんの対談が載っていました。そこでスタジオジブリの初のフル3DCG長編アニメーションを成功に導いた要因について語られていたのですが、その要因の一つに多国籍スタッフで制作したということが挙げられていました。状況がわかりやすい対談部分を引用いたしますと、

打ち合わせや指示を出すときの状況を何語でやっていたのかという質問に対し、

吾郎 基本は日本語です。彼(アニメーション演出担当の方:セリくん)は6ヵ国語ぐらいできるんですよ。マレーシア人で華僑なので、まずマレー語と広東語と英語ができる。北京語もだいたいわかるそうです。それから10年ぐらい日本で活動しているので、日本語も上手。さらに、インドネシア語はマレー語と親戚みたいなものらしくて、なんとなくわかるそうです。だから、僕(宮崎吾郎)とは日本語でしゃべって、フランス人とは英語。台湾人と話すときは広東語や北京語で、インドネシア人と話すときは英語とインドネシア語のミックスという感じで、巧みに言葉を使い分けていました。

川上 今回、スタッフの国籍はどういう内訳だったんですか。

吾郎 メインスタッフは、セリくんがマレーシア、インドネシアから2人、台湾から2人、フランスから1人、日本人が2人という構成ですね。

(『熱風』(GHIBLI)第19巻第4号 通巻220号 2021年4月10日発行 pp.8-9)

国際的な環境が目に浮かびます。制作過程についても、3DCGでの表情や感情表現が控えめな日本人のアニメーターとアメリカ流で表情を動かし過ぎる傾向のある海外のアニメーターのバランスによって良い作品ができたという話もありました。日本だけではなく、海外のいろいろな要素を組み合わせ調整することで新しいものやこれまでできなかったすばらしいものが生まれるということなのだと思います。

どの国でも「移民」や外国籍の人の人口が増えるとマイナスなイメージが先に持ち上がることが多いですが、実は異質なものが組み合わさることで良いものが生まれる効果の方が大きいのではないかと私は思っています。

弊法人では、日本人の他に、ベトナム人、中国人、アメリカ人、韓国人スタッフが勤務しています。仕事中にベトナム語、中国語、英語等が聞こえてきます。スタジオジブリと同じとまでは言いませんが、国際的な環境が身近にあると日々感じます。このような環境がこれからの日本を支えていくのではないかと思っています。

これからも国際色豊かな環境で、様々な国籍の方々からの問い合わせにお応えしながら、業務に努めていきたいと思います。

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