申請書上の氏名記入について

行政書士の山口です。

 

私は毎日多くの申請書に目を通していますが、内容を確認する際に、最も注意する箇所の一つが、申請人の方の氏名欄です。

お名前は、一見明白に思えるものですが、実はとても奥が深いのです。

 

在留資格認定証明書や在留カードは、原則、申請書に記入した通りに発行されますが、その根拠となっているのは、パスポートに記載された氏名です。

 

職業柄、たくさんの国のパスポートを目にする機会がありますが、名前の表記方法は、国によって本当に様々です。

多くの国は、Family Name(氏)、 Given Name(名)の順番に表記されていますが、国によっては、その後にMiddle Nameが続いたり、氏名の区別なくFull Nameと一行で書かれていたり、Mr.やDr.といった呼称がついていたり、旧姓や通称が併記されていたり…と多様です。

また、一般的に氏と名を一つずつ持つ私たち日本人には、あまりなじみがないかもしれませんが、外国人の方のお名前は、氏と名が一つずつとは限りませんし、現地言語で書かれている場合は、申請書上は英語に置き換えなければなりません。

 

入国管理局が在留カードを発行する際の要項には、こういう場合は在留カードにこのように記載する、こういう場合は記載しない等、細かく定められていますので、その要綱に従い、申請書に記入する必要があります。

 

個人を識別する上で、最も重要な箇所なので、間違えのないよう、常に慎重に確認しています。

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