先入観の排除

 

シニアマネージャーの川口です。

 

私は昨年末、ドバイに行ってきました。

ドバイと言えば、富裕層の観光地、建物が近代的、

様々な映画の舞台、住民の7~8割前後は外国人、

英語はどこでもほぼ通じる、といった前々からの

イメージや情報があり、実際にはほぼそのままで、

特に中心部の発展ぶりや無数の高層ビル群は圧巻で、

東京とはもはや比較にならない、と思えたくらいでした。

 

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ただそれ以上に印象的だったのは、現時点での

物価はイメージほど高くないということと、

ごく一部ですがイスラム教の女性の

生活ぶりを垣間見たことです。

 

女性の中で、ニカブと呼ばれる、目の部分以外を

覆うベールを着用する方々がいらっしゃいますが、

見慣れていない一日本人としては、何となく

近寄りがたい、という正直な先入観がありました。

 

ただ、私があるショッピングエリアで、

ニカブを着用した中高生くらいの若い女性達を

目にしたとき、その先入観がいかに無意味で、

根拠のないものだったかを痛感しました。

 

私が目にしたその女性達は、手鏡を前に目元の

メイクを一生懸命直したり、iPhoneのカメラで

自撮りをしたり、ファッション雑誌を読みながら

会話をしたり、ハンバーガーを食したり、

スニーカーショップで何足も試着し、あれでもない・

これでもないといった会話を繰り広げるなど、

日本や他の国々の人々と、何の変わりもありませんでした。

 

私のように無知な人間が、勝手に抱いている

先入観からすれば、それが「意外」な一面だったのかも

しれませんが、彼女達にとってはそれは至って

日常的なことで、周りが勝手に意外だと思っているに

すぎない、ということだと思います。

 

私はこれまでの人生で、友人ほか仕事上で

少なくとも100か国以上の方々と接した経験があり、

どなたであれ分け隔てなく接してきたつもりでしたが、

まだまだ無知で無意識的な先入観があるんだなと、

恥ずかしながらそう感じました。

 

あの時の女性達の光景は、今でも焼きついているほど

本当に可愛らしく微笑ましい光景で、私は勝手ながら

妙な親近感を覚えました。

 

偏見はもちろん、根拠のない先入観は排除すべきであり、

そして外国人の御客様相手のビジネス上であれば尚更と

改めて実感し、今後の私にとって大きな収穫や

刺激となる出来事でした。

 

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