初心にかえる出来事

行政書士の山口です。

 

先日朝、出勤前にゴミを捨てようと、家の前にあるゴミ集積所に行くと、そこに外国人の方がいました。

その日は缶、ビン、段ボール、リサイクルペーパーと、複数の種類の収集日で、どこに何を置くか、きちんと分類されておらず、日本人の私でもどこに置いたらよいのか、と悩んでしまうのですが、私より先にいたその方も、自分が持ってきたものをどこに置いたらよいのか、悩んでいる様子でした。

見ると、その方が手に持っているのは、その日の収集ではない、ペットボトルの入った袋でした。そのため、私が「今日はペットボトルの日ではありませんよ」と言うと、困惑した表情をしていました。

日本語がよくわからない、ということなので、その他にその方が持っていた缶や紙を集積所に置きながら、英語で説明しましたが、おそらく頭の中には疑問符がたくさん浮かんでいたことと思います。

 

私が以前スペインに住んでいたとき、日本との違いで驚いたことの一つが、「ゴミの捨て方」でした。スペインには大きなコンテナが通りの至るところに置いてあり、いつでもどこでもゴミを捨てることができましたし、分別も大まかにはされていましたが、それほど厳密なものではありませんでした。

日本の場合は、分別方法も住んでいる市区町村によって異なるし、収集日もゴミの種類によって異なり、時間・場所も決まっています。

この日本のスタイルを、私は良いことだと思っていますが、外国人の方にとっては、とても複雑だと感じる点ではないか、ということは容易に想像ができます。

更に複雑で分からないが故に、ルールが守れず、ご近所とのトラブルの要因にもなりかねません。

 

スペインで、この大きな違いを目の当たりにしたとき、外国人の方が日本に滞在するときに直面するであろう、様々な困難をサポートする仕事がしたい、と思ったことが、日本でのビザ手続きのお手伝いをする、という現在の職業を志すきっかけの一つになりました。

 

先日、この外国人の方と出会ったとき、自分の初心を思い出しました。

またお見かけしたら話かけてみよう、と思いながら、外国人の方が日本で快適に過ごせるよう、ビザ手続きの面からしっかりサポートしていきたい、と初心にかえった朝の出来事となりました。

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