基本情報技術者試験

行政書士の山口です。

 

先日、この秋に入学する留学生の方々の在留資格認定証明書交付申請がピークを迎えている、とお伝えしましたが、同時に数多くご依頼いただいていますのは、夏または秋に大学を卒業され、日本の企業に10月入社を予定している新卒者の就労資格の申請です。

 

就労可能な資格は複数ありますが、一般的に企業で就労される方の場合、その多くは「技術・人文知識・国際業務」という在留資格に該当します。

この在留資格には、原則、「四年制の大学を卒業していること」という学歴に関する要件があります。(「四年制の大学」に該当する学術機関についての説明はここでは割愛します。)

そのため、現在大学に在学中の方は、卒業が見込まれる段階で申請を行い、実際に卒業し、卒業を証明する書類を提出することができるようになってから、最終的な審査結果を受領する、という流れとなります。

 

しかし、この学歴に関する要件には、いくつか例外があり、示されている要件を満たせば、四年制大学を卒業していなくても、それと同等とみなされる場合があります。

 

そのうちの一つが、IT技術者について、「法務大臣が特例告示をもって定める「情報処理技術」に関する試験の合格者」に対して認められるものです。

いわゆる「IT告示」と呼ばれるもので、該当する情報処理試験に合格している人は、四年制大学を卒業していなくても、学歴に関する要件を満たしているとみなされます。

 

弊社は、ベトナムの、ある技術系大学に在学中の方の申請を、数多くご依頼いただいておりますが、ベトナムにおいては、ベトナム訓練試験センター(VITEC)が実施する試験のうち、「基本情報技術者(ファンダメンタル・インフォメーション・テクノロジー・エンジニア)試験(通称:FE試験)」が、IT告示として指定されています。

 

弊社のお客様には、この試験に合格されている方も多く、その場合、現在四年制大学に在学中でも、FE試験の合格証書を提出すれば、卒業を待たずとも、在留資格認定証明書の交付を受けることが可能となります。

 

本日も、FE試験に合格され、この秋に卒業、そして日本の企業に入社される予定の方の、在留資格認定証明書が弊社宛てに届きました。卒業を待たずに一足早く、日本の就労ビザを取得することが可能となります。

難しい試験に合格された優秀な人材です。日本での活躍を期待しております。

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