米国J-2ビザの取扱いにつきまして

行政書士法人IMSの天野です。

現在米国J-1ビザ申請の手続きをサポートさせて頂いております。

先日、J-2ビザのご家族(以下ご家族)と別々の日程で渡米するご予定の

J-1ビザ申請者(以下申請者)の方よりお問い合わせを頂きました。

 

ご家族のJ-2ビザは様々な面でJ-1ビザと取扱いが異なりますが、

主に入国・帰国時期の制限、入国審査に必要な書類、税金やソーシャルセキュリティカードの

取得に大きな違いがあります。

 

1.入国時期の制限

申請人はDS2019記載の研修開始日から30日以内に入国する必要があり、

入国が遅れる場合は、研修開始日を変更の上、DS2019再発行の手続きが必要となります。

しかし、ご家族は申請人がJ-1ビザで合法的に米国に滞在中である限り、

いつでも米国に入国が可能です。

 

2.帰国時期の制限

申請人はDS2019記載の研修最終日から30日以内であれば引き続き合法的に米国に

滞在することが可能です(Grace period)。一方、ご家族は申請人が日本に帰国した後、

Grace periodを利用して米国に滞在することは認められません。

また、申請人が研修を切り上げて予定より早く日本に帰国する場合は、

ご家族のみ引き続き滞在することは認められず、申請人と共に帰国する必要があります。

言い換えれば、申請人がJ-1ビザで合法的に米国に滞在中である限り、

ご家族も米国で滞在が可能です。

 

3.入国審査に必要な書類(別々に入国する場合)

申請人は、パスポート、DS2019、税関申告書、SEVIS費払込確認書、

Letter of guarantee等が必要とされますが、ご家族はパスポート、DS2019、税関申告書

のみで足ります。

※申請人につきましては、J-1ビザのカテゴリが実務研修又はインターンの場合、

上記の書類に加えてDS7002も必要となります。

 

4.税金、ソーシャルセキュリティカード

申請者は米国で取得が無い場合でも税申告を行う必要がありますが、

ご家族は税申告が不要です。また、ご家族はソーシャルセキュリティカードを

申請する資格もありません。

※ご家族が米国で就労許可証を受け、就労するケースを除きます。

また、申請人の方も場合によっては税申告が不要となるケースがあります。

 

このような取り扱いの相違点は、複雑で説明の難しい部分でありますが、

米国に滞在する上で重要になりますので、お客様にご理解を頂けるよう

丁寧なご案内を心掛けて参ります。

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