Wi-Fiルーターレンタルサービスに多言語対応セルフレジ端末が登場

こんにちは。行政書士法人IMSの後藤です。

 

日本政府観光局(JNTO)が10月19日に発表した2016年9月の訪日外国人客数は、

前年同月比19.0%増の191万8200人で、9月としては過去最高値を更新しました。

 

近年、日本国内では官民一体となって、訪日外国人観光客の受け入れ環境の整備に

取り組んでいますが、まだ課題が多いのも事実であり、その一つがWi-Fiの環境整備です。

 

観光庁から今年1月にリリースされた「訪日外国人旅行者の国内における

受入環境整備に関する現状調査」によると、「訪日旅行中最も困ったこと」との質問に対し、

全体の約30%が「無料Wi-Fiの整備の遅れ」と回答しています。

また、同調査の「無料Wi-Fiが利用できると便利な場所」との質問には

「空港」という回答が81.1%ともっとも高い数値でした。

さらに、同資料では「空港」での無料Wi-Fi利用環境に関して「利用手続きが煩雑」

「回線速度が遅い」などの声も見られ、空港での簡便な無料Wi-Fi環境整備にも

ニーズがあることが分かります。

 

日本で暮らして3年以上が経つアメリカ国籍の友人も、Wi-Fi環境の遅れ、不便さに不満を

感じていました。最先端の設備が何でもそろっているようなイメージを抱いていたのに、

来日してみると、無料Wi-Fiを探すのが大変、という現実に驚いたそうです。

 

このような背景をもとに、株式会社ビジョンでは国内のWi-Fi環境整備に向けた新たなサービスを開始しています。

 

情報通信サービスを提供する同社は、訪日外国人観光客向けWi-Fiルーターレンタルサービス

「NINJA WiFi」を提供しています。

今回、ビジョンは「NINJA WiFi」の当日申し込みにおいて、

多言語対応・決済機能を盛り込んだセルフレジ「Smart Entry」を導入します。

訪日外国人観光客がWi-Fiルーターのレンタルを申し込む場合、

これまでは対人の手続きが必要でしたが、「Smart Entry」では、専用端末でパスポート・

クレジットカード情報を入力するとレシートが印刷され、

レシートをカウンターに持って行けば「NINJA WiFi」を受け取ることができます。

また、日本・英語・繁体字・簡体字・韓国語・スペイン語の6言語に対応しており、

今後、対応言語を順次拡張していくとのことです。

 

「Smart Entry」は、2016年11月より、羽田空港・国際線ターミナル到着ロビー2階の

「グローバルWi-Fiカウンター」に設置されます。

こうしたサービスが普及すれば、無料Wi-Fiの環境整備が遅れる中、

有料ではあっても便利で手軽なWi-Fiルーターのレンタルによって、

結果的にWi-Fi環境整備を促進することになるかもしれません。

 

訪日外国人の方々が、日本での時間をより快適に、安心して過ごせるよう、

受入れ環境の整備が加速していくことを期待します。

-ブログ一覧へ-