特定の国への渡航歴がある方のアメリカビザ申請

行政書士の山口です。

 

当ホームページでも既にお伝えしておりますが、2016年1月21日に公表された、アメリカのビザ免除プログラムの改定及びテロリスト渡航防止法の施行により、ビザ免除プログラム参加国の国籍を有する方であっても、2011年3月1日以降に、一定の国(2016年11月4日現在、イラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン)への渡航歴がある方は、ESTAによるアメリカへの渡航が認められず、渡航前にアメリカ大使館へビザ申請を行うよう義務づけられました。

 

日本は、ビザ免除プログラム参加国ですので、日本人が観光や短期出張等を目的にアメリカへ行く場合、事前にESTAを取得していれば、ビザ申請を行う必要はないのですが、上記の国への渡航歴がある場合、アメリカ大使館にBビザを申請し、面接を受けなければなりません。

 

先日、2011年3月にシリアへ渡航した経験がある方が、本年12月にアメリカへ出張に行かれるためのBビザ申請のお手伝いを行いました。

 

シリアへの渡航理由、活動内容やアメリカへの渡航目的等をお尋ねした結果、いずれの場合も、業務上の理由であるということでしたので、そのことを証明する書類を英文で作成いたしました。

また、オンライン申請書(DS-160)の作成、面接予約代行を行い、先日面接にのぞんでいただいた結果、無事ビザ発給の許可が出た、というご連絡を受けました。

 

アメリカ大使館のホームページによりますと、本制度は、アメリカへの渡航または入国を禁止するものではなく、該当国への渡航がテロ活動と関わりのないことを証明することができれば、ビザ発給の可能性は十分にあるものです。

 

しかし、年々、アメリカビザの発給基準は厳しくなっているように感じます。該当国への渡航の正当性、アメリカへの渡航の正当性を示す書類も、個々の状況により異なってまいります。該当国への渡航歴がある方で、ビザ申請にご不安がある場合は、弊社のような業者をご利用いただくこともご検討いただければと思います。

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