外国人観光客への警察の取り組み

こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

 2020年の東京五輪・パラリンピック向け、警察庁は、外国人観光客が多く訪れる観光地や繁華街の交番に、外国語を話せる警察官を24時間配置する取り組みを進めています。また、東京、神奈川、愛知、京都、大阪の5都府県の6交番を対象に、多言語を自動翻訳するタブレット端末も配備しています。

 具体的な取り組みとしては、神奈川県鎌倉市の鎌倉駅前交番では、英語が堪能な警察官3名と相談員2名での24時間交代制での勤務、交番内の英、韓、中、仏の4か国語で書かれた管内の地図の掲示、20か国語に対応するタブレット端末の配備の他、10月27日から、目印の紫色の腕章をした警察官らが、外国人観光客に英語で応対しているとのことです。その他、警視庁の歌舞伎町、渋谷駅前の両交番、京都府警の祇園交番、大阪府警の関西空港署ターミナル交番でも9月以降、英語ができる警察官が配置され、愛知県警の名古屋駅西交番では11月下旬から、外国語の対応が始まる予定となっています。

 警備の現場でも訪日外国人への対応が進められており、警視庁は今年2月の東京マラソン以降、日本語を自動翻訳する「外国語自動翻訳メガホン」を試験導入し、7月の隅田川花火大会や、10月のリオデジャネイロ五輪・パラリンピックのメダリストパレード、渋谷駅前でのハロウィーンの交通整理でも使用されました。「外国語自動翻訳メガホン」は日本語で呼びかけると、メガホンからは自動翻訳された英語、中国語、韓国語が順番に流れます。当初は誤訳もあったようですが、改良により、今では誤訳はほとんどなくなっています。

 2020年の東京五輪・パラリンピック開催に向け、より外国人の観光客の方への取り組みが進んでいるように感じます。この4年間で国内の外国人の方を受け入れる環境や日本全体の外国人の方への意識がどのように変化していくのか関心を寄せています。

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