留学生の日本での就職希望

 

シニアマネージャーの川口です。

 

日本の大学の学部の留学生の中で、日本での就職を希望する人は

全体の約7割に達するものの、実際に日本で就職する留学生は、

全体の約3割しかいない、という情報を耳にしました。

 

また、外国人の方々は、あくまで生活の場としては

日本を魅力的と考えているものの、「働く場」としての

魅力をあまり感じておらず、求められる日本語力の壁、

日本独特の雇用・賃金体系、評価制度・昇進・キャリアパスが不明瞭、

入社後の職務内容がイメージできない、世界的に見て給与水準が

決して高いとは言えない、といった声があるそうです。

 

日本社会全体として、外国人労働力の今後の活用が課題となっていますが、

私個人的にも、言われてみればどれも確かに…という印象があります。

もし私が留学生の友人から、「日本で就職する魅力は何だと思う?」

と聞かれたら、即答できずに言葉に詰まると思います。

例えば、日本独特の何らかの文化が好きな方であれば、

日本で生活する魅力をそこに見出せると思いますが、

諸外国と比べた日本で働くことの魅力となると、答えは難しく思えます。

 

弊社は複数の大学の御客様とご契約いただいているため、

日常的に留学生の方々と接しますが、卒業後もぜひ

日本で就職し、日本社会の一員としてこれからも

生活していただきたい、と思えるような、優秀で

人間性にも優れた方は、数えきれないほどです。

 

我々は業務上、就労資格の申請のコンサルティングや

申請代行を承っていますが、在留資格の制度の良し悪しの前に、

そもそも働く場としての日本に魅力がなく、優秀な外国人の

人材を取り逃している、という実態がもしあるとすれば、

それほどもったいないことはない、と考えずにはいられません。

 

だからと言って、私にいま何ができるというお話でもありませんが、

私個人的にも在日の外国籍の友人は多く、彼らが日本という国を

好きでいてくれて、同じ社会の一員として生活していることに

大きな喜びを感じているため、私は先々、私の業務範囲を超えた

何らかの形式で、在日外国人の方々のお役に立ちたい

という思いを、年々強めています。

 

弊社は11月以降、4月入社・入学に係る申請のご依頼を

多くいただき、当面は繁忙期となる見込みですが、業務を通じて

一人でも多くの外国人の方の「日本でのこれからの生活」の

一助となれるよう、日々尽力いたします。

 

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