中国籍の方の「国籍証書」

こんにちは。行政書士法人IMSの岩渕です。

本日は帰化申請の際に必要な提出書類である、国籍証明書について書かせて頂きます。

国籍証明書は国により様々な形態となっています。
大使館で発行してもらえる国もあれば、国籍証明書が存在せず、代わりの書類を用意しなくてはならないケースもございます。

中国国籍の方の場合、「国籍証書」(正式名:「退出中華人民共和国国籍証書」)を中国大使館で取得する必要がございます。
中国大使館のホーム―ページには、“申請者が管轄地域内の中国公民であり,日本国籍を取得するため、中国国籍を退籍する場合,大使館,総領事館で”自動的に中華人民共和国国籍を喪失する《国籍証書》”の申請ができます.”と書かれており、帰化の許可がおりる前に「国籍証書」を取得して無国籍状態になったり、不許可になった場合はどうすればいいのかと心配をされる方がいらっしゃいます。
国籍証書を申請すると、パスポートが切られ、パスポートがない状態になってしまいます。
そのため、以前は中国人の「国籍証書」に関しては、帰化申請後、法務局の指示があってから取得すればよいとされていました。
しかし今日では、帰化の申請時に国籍証書も取得して提出しなくてはなりません。

実際には、国籍証書を申請・取得しても、日本国籍を取得するまでは完全に中国籍を喪失しないものとして扱われます。
また、パスポートが切られてしまうと国外出国ができなくなりますが、国籍証書の申請と同時に「旅行証」というパスポートと同じ機能を有する証明書を申請することができます。

以上のように、日本国籍を取得するまでは中国籍を失わず、パスポートの代わりになる旅行証も取得可能ですので、それ程ご心配をされず、帰化申請のための国籍証書のご準備をしていたければと存じます。

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