申請人本人が日本に滞在したままで、本国での代理人によるビザ申請ができるのか

こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

今年は、4月に入学される留学生の在留資格認定証明書交付申請が大変多く、申請から在留資格認定証明書の受領までに、想像以上に期間を要していました。現在は、混雑は落ち着き、通常の審査期間にまで落ち着いているようです。在留資格認定証明書が発行された場合には、在留資格認定証明書の原本を持参し、申請人の居住地又は旅券発給国(地域)を管轄する日本国大使館又は総領事館において、留学ビザを取得する必要があります。

査証免除国の方で4月に入学される留学生の皆さんの中には、留学ビザを取得しての入国が入学前の準備や入学に間に合わないとのことで、短期滞在で入国された方もいらっしゃるようです。以前、ブログでもお伝えしておりますように、短期滞在で入国し、在留資格「留学」への入国管理局への変更申請はやむを得ない場合に許可されるもので、一般的には認められていない申請です。

先日、「在留資格認定証明書が発行された後に、自身は日本に滞在したまま、パスポートを本国の家族に送り、留学ビザの申請をできるのか」とのご質問を受けました。ビザの申請は、中国など、日本国大使館又は総領事館が承認した代理申請機関を通じて申請する場合を除き、原則として、申請人本人が行います。(各国の日本大使館又は総領事館により、申請人からの委任状を所持した場合に、家族などの委任を受けた方が申請できることもあります。)ただし、本人以外が申請できる場合にも申請人は本国にいる必要があります。また、取得したビザでの日本への入国により、在留資格認定証明書で許可された在留資格を取得することができます。そのため、申請人本人が日本に居ながら、代理人により日本国大使館又は総領事館でビザを申請することはできません。

学校が始まっている場合には、日本を離れることで授業を欠席しなければならないなどのご事情があるかとは存じますが、留学ビザを取得するためには、短期滞在からの変更申請をする場合を除き、一度、申請人本人が本国に戻ることとなります。

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