高度人材の永住申請

行政書士の山口です。

弊社のホームページやブログでも何度かご紹介していますが、4月末に、永住申請の際の日本での滞在年数に関する要件が緩和されました。既にご存知の方も多いかと思いますが、「高度人材」と認定されるポイント計算表で、70ポイントを満たす方は継続して3年以上、80ポイントを満たす方は継続して1年以上の滞在年数で、永住申請の年数要件を満たすこととなりました。(通常は10年以上)

この方針は以前から新聞等で公表されており、弊社にも将来的に永住申請をお考えの方からお問い合わせをいただくことの多いトピックでした。まだ詳細が発表されていない段階から、その時点でポイント数を満たす方は、後の永住申請を考えて、「高度専門職」の在留資格に変更をした、という方もいらっしゃるかと思います。

先月末に具体的な要件が発表され、「高度専門職」の在留資格を持っていなくても、継続して3年以上滞在し、現在かつ3年前の時点で70ポイント、または、継続して1年以上滞在し、現在かつ1年前の時点で80ポイントを満たすことが証明できれば、永住申請の年数要件を満たすこととなりました。

個人的には、「高度専門職」の在留資格を持っていなくても良い、という点に驚きましたが、ポイント数を満たしてれば「高度人材」と認定できるため、「高度専門職」の在留資格にはこだわらないということなのかと推測しています。

そのため、「永住申請を行うため」という理由で、高度専門職への変更申請を考える方は少なくなるかと思いますが、「高度専門職」はその資格特有の優遇措置を受けることができます。その優遇措置をメリットがあると考えるかどうかは、お一人お一人の状況によって異なりますので、現状や将来プラン等を考慮して、在留資格変更をご検討いただくのが良いかと思います。

同じタイミングで、ポイントに加算される対象が増えたり、従来は高度専門職の在留資格が許可された際に、何ポイントが認定されたかのフィードバックは特にありませんでしたが、今後は「80ポイント以上が認定された」というような形で知らされるようになったりと、制度の変更点が出ています。弊社としても情報収集を行い、お客様に有益な情報をご提供できるよう、努力していきたいと思います。

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