インターンシップを行うための在留資格

行政書士の山口です。

先日、新規のお客様から、インターンシップ生の受け入れに関するお問い合わせがありました。受け入れにあたって、どのようなビザを取得したらよいか、というご相談でした。

「インターンシップ」に関する在留資格としては、「特定活動」の在留資格に定められているものの一つとして、インターンシップを行う外国人に対するものがあり、こちらの在留資格を取得すればよい、とお考えになる方が多くいらっしゃいますが、一概にはそうとは言い切れません。

「インターンシップ」という言葉は、一般的には「職場体験」と訳されるのではないかと思いますが、その言葉が指す実態は多種多様であると感じています。学業の一環として行い単位が認められるもの、給料が支払われるもの、無給のもの、就職活動の一環として行われるもの等、様々な形態があります。

在留資格の観点から申し上げますと、インターンシップを行うための「特定活動」は、一言で表すとしたら、「本国の大学に在学しており、学業の一環として行われる活動を、大学と受入企業との契約に基づいて行い、報酬を得る活動」となります。つまり、例えば、既に大学を卒業した方が、就職までの一定の期間、日本で職場体験としてのインターンシップを行う場合にも、大学生が夏休みの期間のみ、独自に選んだ日本企業で、無給のインターンシップを行う場合にも、この在留資格「特定活動」は該当しません。「特定活動」に該当しない場合は、状況に応じて、その他の在留資格への該当性を確認する必要があります。

一言で「インターンシップ」と言っても、その状況は様々であり、先日ご相談にいらしたお客様のケースでも、外国人の方が、本国で大学生ではなく、「特定活動」には該当しない方でした。

インターンシップ生を受け入れるご予定があり、どのビザを取得すればよいかご不明な場合は、弊社のような専門家にお問い合わせいただくことをご推奨いたします。

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