難民とは?

こんにちは。行政書士法人IMSの松井です。

前回のブログで、難民認定申請制度の運用見直しについてお伝えしましたが、そもそも「難民」とはどのような人たちを指すのかご存知でしょうか?

近年では、中東やアフリカなどからヨーロッパ諸国に大量の難民が殺到したことが記憶に新しいところだと思います。難民とは広義には、戦争、民族紛争、人種差別、政治的迫害、思想的弾圧、経済的困窮、自然災害等の理由により、自国を追われ、他国に逃れた人々を指します。しかしながら、日本も批准している「難民の地位に関する条約」(以下、難民条約という。)における難民の定義は、そこまで広くはありません。

難民条約の第1条に「難民」が定義されていますが、非常に長い条文となっております。

簡単にまとめると、難民条約上の難民とは、「人種、宗教、国籍、政治的意見やまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受けるかあるいは迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れた人々」となります。

日本では、昭和56年の難民条約および議定書への加入に伴い、難民認定手続についての規定が入管法の中に盛り込まれ、「出入国管理及び難民認定法」と法律の改称が行われました。入管法の中で、難民認定手続に関する規定は、一つの大きな柱となっているのです。

 

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