「特定活動(本邦大学卒業者)」が新設されました

行政書士法人IMSの冨田です。

 

以前こちらのブログでご紹介しました、日本の大学を卒業した留学生のための在留資格

「特定活動(本邦大学卒業者)」が5月末から新設されました。

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00210.html

http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00208.html

 

この在留資格は、日本の大学又は大学院を卒業・修了した留学生の就職支援を目的としたもので、

高い日本語能力を活用することを要件として,幅広い業務に従事する活動を認めるものです。

これにより、従来「技術・人文知識・国際業務」の在留資格では不可とされた接客等の職種でも、

一定の条件を満たせば在留資格が認められ、日本に滞在することが可能になりました。

 

対象となるのは、日本の4年制大学を卒業及び大学院を修了している方で、

日本語能力試験N1又はBJTビジネス日本語能力テスト480点以上を有しているか、

又は大学・大学院において日本語を専攻された方です。

業務内容は、翻訳・通訳の要素や他者との日本語での双方向のコミュニケーションを要し、

「技術・人文知識・国際業務」の在留資格の対象となる学術上の素養等を背景とする

一定水準以上の業務が含まれていること(見込みでも可)が必要です。

就職先と常勤職員としての契約を結び、同じ職種の日本人と同等額以上の報酬を受け、

さらに本国で実務経験がある場合にはキャリアに応じた報酬を受けることが求められます。

 

そして、この「特定活動(本邦大学卒業者)」の扶養を受ける配偶者又は子については

「特定活動(本邦大学卒業者の配偶者等)」の在留資格で,日常的な活動が認められます。

 

近年の訪日外国人増加により外国人スタッフの必要性を感じながらも

「技術・人文知識・国際業務」に該当する業務のみでは外国人採用ができなかった

規模の小さな企業はたくさんあると思います。

この在留資格がこれからどの程度活用されるのか、注目していきたいと思います。

 

詳細は出入国在留管理局が公表しているガイドラインをご確認ください。

http://www.moj.go.jp/content/001294971.pdf

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