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コロナは伝染病?ESTA入力ミスに気をつけて

こんにちは、IMSの香月です。

外国人出入国の規制緩和が始まり、IMSにも出入国管理局ですか?と頻繁に間違え電話がかかってくるようになりました。

さて、アメリカへ渡航する際、一番身近なESTAを申請されると思うのですが、その中の適格性質問項目の中に申請者の伝染病歴を問う項目があります。この“伝染病”なんですが、一体どの病のことを指しているのでしょう?コロナ前はあまり深く考えず質問に応えていたと思うのですが。コロナ感染症と伝染病・・何が違うの?と疑問に感じました。ESTAの公式サイトによれば伝染病の定義とは、①病気が蔓延している状態であること、②病気が公衆衛生に与える影響があることとあります。

風邪やインフルエンザはどうなのでしょう?これらに対しては、“軽度疾患であり、一般集団に重大な健康リスクをもたらすものではなく、ESTA申請においては伝染病とは考慮されません”と書かれています。ヨカッタ。

筆者がアメリカにいた90年代はNBA全盛期。特にマイケル・ジョーダン人気が凄くて、エアージョーダンとか知ってます?みんなそのスニーカーを手に入れたかったんですよ。エアージョーダンのおかげで?NIKEにはチャリンチャリンとお金の音が鳴り響きました。さて、当時マイケル・ジョーダンに匹敵する人気を誇っていた選手マジック・ジョンソン。彼がHIVに感染してるとカミングアウトした時は大きなニュースになりました。当時HIVは不治の病的な扱いで感染したら死ぬzeーって思ってましたから。そしてHIVもESTAでは1993~2010年は伝染病として定義されビザを承認しがたい理由として考慮されていました。この期間中、HIV陽性の外国人はHIV感染という理由でESTAを拒否されていたのです。今ってHIV感染と聞いてもあまりピンとこないですよね?ちなみに2010年以降、HIVは伝染病リストから除外されてHIV陽性でも伝染病には分類されていません。コロナもいつかそんな扱いになるのかな?

さてさてさて、ESTA申請者がよく間違えることは、咳や風邪、インフルエンザに罹っているだけなのにこの伝染病歴質問に「イエス!(takasu)*」(*は不要です)と答えてしまうことです。これをやってしまうと「あなたの渡航は認められませんでした」と表示されます(汗。このメッセージが出たら…ジ・エンドです。オワタ…。

ご存知でした?ESTAの入力を誤って申請すると、二度とESTAでの申請ができないんですよ!奥さん!入力に誤りがないか何度も何度も目を皿にして見直し慎重に入力する必要があります。でも、よくありませんか?これで完璧と思って作った資料を他の人にみてもらうと必ず誤字脱字の1つや2つ指摘されることって。

話がそれました。この話題を取り上げたかった理由は、そう!コロナです。コロナウイルスは伝染病なのでしょうか?先の定義を見ると伝染病のような感じもするのですが、コロナウイルス”感染症”という風に言われているので伝染病ではない?伝染病と感染症の違いって何でしょう?日本語ってマジ難しい…。過去コロナに感染してしまった方は今後どのように申請するのでしょうかね?

ESTAはオンラインで簡単に申請出来るけど、間違って入力してしまったらビザ取得するしかありません。間違えちゃた~と大使館に泣きついてもダメです。だからみなさん本当に気を付けてくださいね!

でも、万が一間違えてしまったら、私たちIMSへ間違えちゃった~とご相談くださいね。

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