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Staff Blog
2024.04.30USビザ関連
米国ビザ申請は初回が肝心です
みなさんこんにちは。
今日は、米国ビザ申請は、初回の申請が肝心であることについてご説明したいと思います。
弊社では、申請却下歴があり、再申請をご希望のお客様から多くのお問合せをいただきます。渡米予定が迫っているから、または、申請は簡単そうだからとご自身でビザ申請をして面接に臨んだけれど、申請が却下されてしまったというケースが多くみられます。お客様によりビザの種類、申請回数、申請地はそれぞれ異なります。例えば、Bビザ(観光ビザ)を3回申請して3回とも却下になった。Fビザ(学生ビザ)申請が却下になったので、その後Bビザ申請をしたが却下になった。沖縄でBビザ申請をして却下になったので、その後、申請地を東京にして再度Bビザ申請をしたが、やはり却下となった等でございます。
ビザ申請は、一度でも却下されますと、それまでESTAをご利用が可能であった方も、もう当分の間(5年~10年程)ESTAは使えなくなってしまいます。従って、渡米する為には、再度ビザを申請する必要がございます。
それでは、なぜ初回のビザ申請が肝心なのでしょうか。
初回のビザ申請は、領事に対して申請目的を正確かつ明確に伝える貴重な機会です。領事は提出された情報や書類、そして面接での質疑応答や態度などから申請者について総合的に判断いたします。したがって、初回の申請で書類の信憑性、および申請者の信頼性や誠実さを示し、領事に納得していただくことが非常に重要となります。
一度ビザが却下されても、再申請すればなんとかなるとお考えの方がおみえかと存じます。しかし、実際には、却下歴がついてしまうと、新たな書類で信憑性を示すことや、領事からの信頼性を取り戻すのは大変難しく、再申請のハードルはかなり高くなってしまいます。何故なら、大使館には申請した際の記録が、書類内容および質疑応答の内容、そして面接時の態度に至るまで、しっかりと記録されているからです。却下歴が複数回ある場合も、申請毎に記録がされているかと思料いたします。再申請の際に初回の申請を修正する場合は、修正理由を説明できなければなりません。しかし、修正申請を行ったとしても、初回の誤りを覆すのは、内容によっては難しい場合がございます。
初回のビザ申請で以下に該当する場合は、許可を得られないケースが殆どです。
大使館の面接で却下になった場合、その場で却下になった理由が書いてあるレターを受けとります。通常、「米国移民国籍法(INA)214(b)条に基づき不適格と判断されました。」という一般的な内容が記してあるレターを受けとることになります。残念ながら、そのレターには具体的な理由は示されていません。従って、弊社では、却下歴のある方からご相談を受ける場合は、まず、必ず過去の申請書類の内容を確認し、また、当時の面接の様子を詳しくお伺いして、却下になった理由を細かく検証いたします。そして、検証後に、初回の申請をもっと慎重に行っていれば、ビザ取得の可能性があっただろ思われるケースが非常に多くございます。
先述しましたとおり、一度ビザ申請が却下されますと、却下歴がついてしまい、次の申請はハードルが高くなってしまします。ビザ申請却下後の再申請は、どなた様も申請自体は可能でございます。しかし、大使館の却下レターには「前回の申請時に提出しなかった更なる情報を提供できるよう準備すること、あるいは、申請時から状況が変わったことを立証する必要があります。ただし、今回と異なる決定がなされるという保証はありません。」と書かれています。まずは、前回の申請をよく検証し、次回の申請準備をする必要がございます。つまり、新たな情報を何も提供できない段階で再申請を行っても、また申請地を変更しても、許可は得られないかと存じます。また、何度も申請をすることにより、そこまでして渡米したい=移民の意思がある、と疑われてしまいますので、一度却下歴がついた方は、次回の申請時期、申請内容をよく検討する必要がございます。
上記のとおり、初回のビザ申請は、将来のビザ取得に大きな影響を与えます。慎重に準備し、信頼性と正確性を重視した申請を行うことが最も重要となります。サポ―トが必要な方、何かご不明な点がございましたら、弊社にお問い合せ | 行政書士法人IMS (imsvisa.support)ください。
(cs)
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