IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

弊社へのお問い合わせに、「更新、変更での申請後に通知ハガキが届きました。本人が不在の為、引き取りは、代理人が受け取って良いのでしょうか」との確認のお問い合わせをいただきましたので、ご説明していきたいと思います。

「在留期限の満了前に、申請人本人が入管へ更新申請し、その後本人は母国へ一時帰国しています。
本人不在の期間中に入管から通知ハガキが届きました。
本人はまだ外国にいるため14日以内に在留カードの更新ができません。
その場合は、本人の代わりに友人もしくは大学職員が代わりに受け取りに行って良いのでしょうか？」

→それは出来ません。
更新、変更手続きの時と、新しい在留カードを引き取る時では、本人が日本に滞在している必要があり、かつ本人のパスポートと本人の在留カードを入管へ提出する必要があるからです。
海外にいる場合、本人はパスポートと在留カードを所持しているので、実際には引き取りが不可となります。

特例期間が切れる前に必ず帰国して、新しい在留カードを引きとりにいくことをお勧めします。

もしどうしてもその期間内に引き取りに行けない場合は、事前に入管へ連絡し、その事情を説明するようにしましょう。

以下参照ください。
※在留申請時のお知らせ及び注意 | 出入国在留管理庁

申請をしたすべての人へ

住所や電話番号が変わったときは、申請受付票の表面に書いてある（連絡先）まで教えてください。
申請書に書いた内容が、申請したときから変わったとき（例えば、申請のときには仕事をしていて、結果が出たときには仕事を辞めているときや、申請したときには結婚していて、結果が出たときには離婚しているとき）は、すぐに入管に連絡してください。連絡をしないで許可を受けたときは、在留資格が取り消されることがあります。

在留変更許可申請、在留更新許可申請した人へ

在留期限とは、外国人が日本にいることができる最後の日のことです。

※　在留期間が３０日以下の人には当てはまりません。
申請の結果が在留期限までに出ないときは、その申請の結果が出るまでの間は、今までと同じように日本にいることができます。結果をもらわないまま在留期限から２か月を過ぎると、不法滞在となります。

そのため、以下3パターンのうち該当する方は参考にしていただければと思います。

①通知ハガキが届いたのに、ハガキをどこかに紛失してしまった、ハガキが無くても引き取りは可能か
→入管でいつ通知ハガキを発送したのかの記録があるため、確認が取れれば申請受付票、パスポート、在留カード、手数料納付書があれば引き取りが可能です。

②ハガキが届いたかわからない
→他の郵便物の間に挟まっている場合や、住所は合っていたが他の部署や研究室の方へ届いてしまっている場合、そもそもまだ結果が出ていない「審査中」の場合が考えられます。

数日間待っても届かない場合は、入管へ確認してみるべきです。

③そろそろ申請から2ヶ月経つがまだ結果が届かない
→ただちに入管へ確認の連絡をするか、直接入管窓口へ行ってください。
2ヶ月を経過しても結果が届かない理由の一つに、今現在お持ちの在留資格の在留期限に余裕がある場合が考えられますが、郵便物が届いていても紛失している可能性もある為、入管へ確認するようにしましょう。

※本人が申請に行った際に、「通知ハガキの宛先を記入をしますが、どの住所を記入したら良いでしょうか。」の質問につきまして、
母国（海外）の住所ではなく、必ず日本国内の住所で記入する必要があります。と回答しています。

その際本人が事前に住所を記載する許可を得ているのであれば、所属先の研究室の住所や、学生寮の住所、日本に滞在している友人の住所を記入し、提出してください。

入管から結果が届いた際に、本人が日本にいない場合でも郵便物は必ず届く事となるからです。

※また、入管へ申請後だいたいどれくらいの期間で結果が届くのでしょうか。
という質問も多くいただきますが、申請内容、申請する時期、が人それぞれに異なるため、おおよその目安でご案内していますが、一概にはお答えができません。

例えば同時期にAさん、Bさん2名申請したとします。

2名とも同時期に結果が届けば問題ないのですが、

Aさんはスムーズに審査が進み、すぐに結果が届いたが、もう1人のBさんの結果がなかなか届かない。というようなケースも実際にあります。

弊社では、週1回入管へ取次申請を行っておりますので、申請量が増えてくる時期になりますと通常よりも遅れが発生している状況等、その都度最新情報をお伝えしています。

何かご不明な点がございましたらご連絡くださいませ。

（Ｍ・Ａ）