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Staff Blog
2022.05.14USビザ関連
ESTAを申請すればアメリカに行けるの?
こんにちは。行政書士法人IMSのセガワです。
世界中の入国規制や水際対策が徐々に緩和され始めたからか、弊社にも毎日多くのアメリカ・日本・ベトナムのビザに関する問い合わせや依頼をいただいております。
その中でも、アメリカに観光や出張に行きたいという方から、ESTAに関するお問い合わせをいただくことが多いです。
まず、ESTAとは何か。
ESTA=Electronic System for Travel Authorization (電子渡航認証システム)
2009年1月12日から義務化された「渡米する旅行者の適格性を判断する電子システム」です。(在日米国大使館と領事館のサイト参照)
日本のパスポートは世界一と言われていますが、日本のパスポートを持っていると、通常世界192の国や地域にビザなしで渡航できます。
アメリカのビザ免除国の中にも日本は入っています。
通常、ビザ免除対象の国籍の方は、アメリカに短期の商用や観光目的で渡航予定の場合は、このESTAを事前に申請することで90日以下滞在することができます。
しかし、ESTAでは渡米できないケースもあります。
下記質問をご確認ください。
1)90日以上滞在する予定ですか?
2)就労目的ですか?
3)ESTAやアメリカのビザを申請し、却下されたことはありますか?
4)アメリカへの入国時、入国を拒否されたことはありますか?
5)犯歴はありますか?
6)2011年3月以降、イラク、イラン、シリア、スーダン、リビア、ソマリア、イエメン、北朝鮮に渡航また滞在歴はありますか?
上記質問に1つでも「はい」とお答えになった方は、ESTAを利用できません。
1)ESTAで滞在ができるのは90日までです。
1年に何回も90日間滞在できるわけではなく、合計で90日です。
※90日まではOKとされていますが、1回の滞在期間が長かったり、頻繁に渡米を繰り返していると、 入国審査時に止められてしまう可能性もございますのでご注意ください。
2)就労ができるビザをお取りください。
3)ESTAやビザが一度でも却下されますと、ESTAは一生使えません。
渡米の際は、観光目的であっても、事前にビザを取得する必要があります。
ESTAの入力ミスで却下された場合も同様です。ESTA入力時にはお気を付けください。
4)一度でも入国拒否されたことがありますと、ESTAは一生使えません。
却下理由が明記されているレターをもらっている場合は、その保管をお勧めします。
5)日米間で指紋のデータが共有されている為、ESTAで入国した際に入国審査時に止められる場合もあ ります。どのような罪名や刑であっても、ビザを申請することをお勧めします。
6)ビザ申請時には、渡航や滞在していた理由をきちんと説明する必要があります。
上記の理由の他にも、ESTAの申請が却下されたり、アメリカへの入国を拒否されたりすることは多々あります。
お困りや不安な方は、一度弊社IMSにご相談ください。
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