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香港人の移住先候補

こんにちは。IMSの香月です。前から気になっていたんですが..。

英国のジョンソン首相の髪型です。寝ぐせのついたようなボサボサ頭。まるで暴風雨にあおられたような。一体どうなっているんでしょうね?ロックダウンで美容院が閉鎖し、ろくに散髪に行けないのでしょうか?

そしてジョンソン首相についてもう一つ気になったのがこの発言です。

https://www.bbc.com/japanese/53259716

香港に対する慈愛に満ちた破格の受け入れ姿勢。ジョンソン首相は過激な発言で知られているので、この香港愛にあふれる発言には少し驚きました。
しかしこれ、そんな簡単にいくでしょうか?優秀な人であれば、ロンドン市内で働くことも可能でしょう。でもそうではない多くの人はそれほど甘くないのではないでしょうか?外国で働き口を見つけるのは容易なことではないと思います。それに、イギリス人はヨーロッパとの繋がりをある意味絶ちたくて欧州連合離脱を決めました。そんな彼らが文化的にも、距離的にも遠い香港の人たちを受け入れる心の準備ができているのでしょうか。

一方、アメリカは彼らの移住先になりえないのでしょうか?

アメリカはこれまで特に富裕層に対して安全と安心を提供する避難先としての役割を果たしてきました。また、米国に移住している香港市民の数は既に中国本土以外では最多です。しかし!最近の米国での移民に反対する政治的発言や、注目を浴びる銃撃事件の発生、近く予定されている投資家向け査証(ビザ)プログラムの改定を受け、そしてコロナ禍によるアジア系への差別も深刻化しており、香港の海外移住希望者にとって現時点でアメリカは最も望ましい移住先選択肢と見なされていないようです。

英国の状況も似たり寄ったり?香港人の友達が多くいる筆者は気が気ではありません。

日本の場合はどうでしょう?超がつくほど親日家の香港ですが、日本が彼らの移住先選択肢になりえるのでしょうか?これについては次回ブログに書きたいと思います。
なんだか真面目な話になってしまいましたが、ムーミンのようなオーバル体形、スーツ姿で背中にリュック。ファッションも彼の気さくさを表していて、暫く彼から目が離せません。
出入国管理行政と政治は密接な繋がりがあります。堅苦しい政治の話もこうしたところに着眼してみてみると以外と楽しめるかもしれません。

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