IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

こんにちは。行政書士法人IMSのセガワです。

 

本日は、中国国籍の方の渡米に必要な手続きについてお話しします。

 

中国国籍の方は、渡米の際にビザが必要です。

日本に長く住んでいて「永住権」を持っている人も、日本人の配偶者がいる人も、日本での在留資格関係なく、ビザがないと渡米ができません。

EVUSとは

ビザの他に、EVUS(Electronic Visa Update System)というオンライン申請が必要となります。

 

EVUSは、2016年11月29日から始まったものです。

簡単に言いますと、アメリカが中国国籍の方のBビザ(短期観光・商用ビザ)有効期限を最大10年＊とした代わりに、10年間有効なビザを発給された方は、渡米の際に前もってEVUSで生年月日などの個人情報やパスポートとビザ情報、アメリカでの滞在先情報等を知らせるという条件を付けたそうです。

＊国籍によってアメリカBビザの最大有効期限は異なります。

日本国籍の方の場合、最大10年です。

 

※10年未満のBビザを発給された中国国籍の方は対象外です。

 

〇申請するタイミング：

米国国土安全保障省は、渡米予定より７２時間以上前に申請することを推奨しています。

 

〇費用：

現時点では費用はかかりません。ただし、今後費用がかかるようになるとされていますが、時期は未定です。

 

○有効期限:

2年間、もしくはパスポートの有効期限より６ヶ月前まで、もしくはビザの期限まで(早い方)です。

 

○パスポートを更新した場合:

新たにEVUSを申請する必要があります。

ビザが古いパスポートに貼付されている場合は、ビザが有効であれば、ビザは再申請する必要はございません。EVUS申請時にビザが貼付されている旧パスポート情報も入力すれば大丈夫です。

※渡米予定日から6ヶ月以上有効なパスポートをお持ちでないとEVUS申請はできません。

 

○EVUS申請後、通常1分以内に下記結果が出て、通知は来ません。

 

ENROLLED: 無事承認され、アメリカへの渡航が許可されました。

 

PENDING: 保留中。72時間後にサイト上で「Status Check」より結果をご確認ください。

 

UNSUCCESSFUL ENROLLMENT: アメリカへの渡航が許可されませんでした。

主な理由は：

• 必要な情報を全て入力していない。
• 正しい情報を入力していない。
• 有効なパスポートもしくはビザで登録していない。

など。。。

※一度EVUSのコールセンターにお問い合わせください。ご本人様が問い合わせた場合のみ、申請ができなかった理由を教えてくれます。（英語と中国語での対応となります）

 

THE STATE DEPARTMENT HAS REVOKED YOUR VISA：ビザが却下され、アメリカへの渡航が許可されませんでした。ビザを再度取得する必要がございます。

 

〇EVUS申請後に更新・修正できる内容：

名前、性別、国籍、パスポート情報以外は変更できます。

※名前、性別、国籍、パスポート情報を変更したい場合は、新たに申請をする必要がございます。

 

 

弊社では、アメリカのビザ申請代行や初めてEVUS申請をする方の申請代行を有料で承っております。お困りの方いらっしゃいましたら、気軽にお問い合わせください。