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ESTA / エスタ入力ミスをした場合

ESTA登録

みなさんこんにちは。

米国渡航の際に、コロナワクチン接種証明書やPCR検査結果等が不要になったので、この夏休みに米国旅行を企画している方が多くおみえだと思います。日本国籍の方はESTAが利用できますので、ESTA申請をして認証されるとビザなしで渡米が可能となります。

ESTAの登録・入力ミス

そこで、みなさんESTAを申請するわけですが、最近入力ミスをする方が増えてます。例えば、焦って申請をし、適格性の質問に「いいえ」と答えるはずが「はい」と答えてしまった、家族全員分を申請するも一人だけ適格性の質問を間違えて回答してしまった、等の理由が多いようです。そして、不思議なことに間違える質問は2番(逮捕歴)、3番(薬物)、4番(テロ行為)の場合が殆どです。まずは、ESTAを提出(Submit)する前に、よくよく入力内容を確認することをお勧めいたします。

ESTAの登録・入力ミスをしてしまったら?

では、入力ミスをした場合は、どのように対処すればよいでしょうか。

今日は、弊社がCBPにESTA関連の問合せをした際に返信された内容をもとにご案内いたします。

ESTAの入力では訂正・変更可能な項目と、そうでない項目があります。早速項目別にみてきます。

1.【項目:勤務先、自宅住所、勤務先住所、電話番号、Eメールアドレス、旅行日程、トランジット状況、旅行先住所、連絡先情報】

既にESTAを提出し認証された後、これらの項目について入力ミスが判明し、訂正・変更する必要がある場合。この場合は、新たにESTAを申請する必要はありません。ただし、入国審査の際に正しい情報を求められる可能性がありますので、正しい情報を速やかに提示できるように用意しておいてください。

または、ESTA公式サイト:https://esta.cbp.dhs.gov/の”Check ESTA Status “の下にある”Check Individual Status “をクリックして訂正または変更することもできます。こちらから情報修正を行っていただいても結構です。

2.【項目:氏名、生年月日、国籍、出生地、性別、パスポート情報】

これらに関しては、ESTAでは正しい情報が記載されていなければなりません。ESTA申請書は公式文書とみなされるため一度提出したら変更はできません。

これらの入力を間違えてしまった場合、まずは誤った申請内容をキャンセルする必要があります。次のCBPのサイトから、氏名、生年月日、パスポート番号を明記の上、キャンセル手続きをしたい旨を連絡、お問合せをしてくだい。https://help.cbp.gov/s/?language=en_US

通常の場合、3~5営業日でCBPから返信が来ますので、その返信の内容に従って手続きをしてください。

キャンセルされた後、手数料を添えて、新たに正しい申請を行うことになります。

3.【項目:適格性の質問】

適格性の質問に、本来「いいえ」と答えるべきところを誤って「はい」と答えた場合、ESTAは認証されず却下となります。この場合もやはり上記のCBPのサイトから、名、生年月日、パスポート番号を明記の上、誤って入力してしまった旨、誤った理由を添えてお問い合わせをしてください。

申請者が小さいお子様の場合は、修正してもらえる可能性があります。しかし、残念ながら、申請者が成人の場合は、渡米には目的に合うビザを申請してくださいという内容の返信を受け取る場合が殆どです。そして、ESTAは修正されず却下の扱いのままとなります。

 

なお、グループ申請をして一部の人の分だけ訂正、変更の必要がある場合は、不正確なデータが含まれている申請者のみについて、上記1~3で対応してください。

DBPから「目的にあるビザ申請してください」と返信がきた場合、ビザ申請をすればビザを取得できると思われるもしれません。しかし、ビザの取得はそんなに簡単ではございません。ビザ申請をして米国大使館の領事の審査を経て、ビザを取得できるわけです。十分な書類を揃えずにビザ申請をすると、申請却下となってしまう可能性がございます。この場合、ESTA却下歴にビザ申請歴も加わり、次回のビザ申請のハードルが高くなってしまいます。従って、初回のビザ申請を慎重にすすめることをお勧めいたします。

弊社はESTA入力ミスをしてしまった方のビザ申請サポートを数多く行っており、問題なくご取得いただいているケースが殆どでございます。ESTA入力ミスでビザ申請が必要な方は、弊社にお問合せください。

ESTAが却下になるケース

そのほか、余談ではありますが、以下の2つのケースでESTAが却下になる場合についてご紹介しておきます。

【ケース1】ESTAの入力は全て正しく、適格性の問題にもすべて「いいえ」で回答したにもかかわらず、ESTAが却下になってしまう場合。

【ケース2】既に有効なESTAと有効なパスポートがあるので、渡航しようと空港に出向きます。しかし、チェクインの際に航空会社からESTAが使えなくなっていることを知らされる場合。

これら2つのケースは、米国側が申請者に認証を与えたくない理由があると判断したと思料いたします。例えば、頻繁な渡米歴があり移民の可能性を疑われた、長期滞在歴があり移民の可能性を疑われた、犯歴のある人と同姓同名のため疑われた、気づかない間にオーバーステイ(不法滞在)になっていた等、考えうる理由は様々です。この場合も、まず一度CBPに却下になってしまった旨を伝えて、お問合せをしてみて下さい。

ビザ申請を求められ、お困りの場合は弊社にご連絡ください。過去の状況、現状などをお伺いしながらビザ申請の可否についてアドバイスさせていただきます。

 

ビザ申請は慎重にすすめていく必要がございます。サポートが必要な方、何かご不明な点等ございましたら、弊社にお問い合せ | 行政書士法人IMS (imsvisa.support)ください。

 

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