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在留資格認定交付申請書(COE)が発行されたら 

今回は、在留資格認証明書(COE)が交付されたあとの説明をしたいと思います。

まずは、在留資格認定証明書(COE)交付申請についてです。

 

在留資格認定証明書交付申請書とは

 

在留資格認定証明書は英語でCertificate of Eligibilityといい、略してCOEと呼ばれます。

 

外国国籍の方が日本国内において中長期滞在予定する場合、

 

日本での滞在目的や活動するにあたり、それぞれの活動内容に沿った在留資格認定証明書交付申請書を出入国管理局へ提出することになります。

 

在留資格によって審査内容審査期間が異なり審査期間は様々ですが、

 

在留資格認定証明書交付申請をしてからおおよそ1ヶ月〜2ヶ月以内には在留資格認定証明書が発行されます。

 

申請のための必要書類の収集にも時間がかかるので、余裕を持って準備を進めるようにしましょう。

 

進捗状況確認について

 

お客様から、在留資格認定証明書について、まだ結果が届かない、どうなっているのか?の問い合わせを多くいただきますが、

 

結果が届かない場合は引き続き審査中であることが多いです。

 

また入管は電話が繋がりにくいため、直接審査状況を聞くことも難しいことがあります。

 

申請後数ヶ月経過しても結果が届かない場合は、

①すでに郵送されているのかどうか、

②電子交付の場合は、迷惑メールに入っていないか、

念のため再度確認するようにしましょう。

 

在留資格認定交付申請書(COE)が発行されたら

 

令和5年3月17日より在留資格認定証明書(COE)原本の写しで査証申請が可能となりました。

 

COEが郵送で届いた場合、両面スキャンし、申請人本人へPDFなどのデータで送り、申請人本人が現地で印刷したものを利用して査証申請を行うこともできます。

 

電子交付で届いた場合、メール内容が在留資格認定証明書になりますので、メールを転送するか、

 

メールをPDF化したものをメールかSNSなどで送付し、メール内容の全部を本人が印刷できるようにしましょう。

 

現地の在外公館での査証については、必要書類や代理店を通しての査証等国によって様々ですので、査証申請前に本人が必要書類等の確認を行うようにしましょう。

 

参考資料:在留資格認定証明書の電子化について | 出入国在留管理庁 (moj.go.jp)

 

 

※入国予定日までにCOE(就労ビザ)が発行されたのに、本人が現地での査証申請を行う事を知らなかった為なのか、それともうっかり忘れてしまったのかわかりませんが、

 

査証申請をせずに日本に来日してしまった場合のお問い合わせがありました。

 

その方は入国した当日に入国審査のところでCOEを提示しましたが現地での査証申請の記録がない為、

 

現実は「短期滞在」で処理されてしまうケースが就労ビザの他にも発生しています。

 

その為、在留資格がないので滞在期間も90日以内となってしまい、

 

在留カードを取得できていないので、在留資格を取得できるまでは働けないという事例がありました。

 

査証申請が必要な国籍の方は現地での査証申請を忘れずに行いましょう。

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