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ESTAで間違えて「Yes」を選んでしまったら?|ESTA非承認後にBビザを取得した事例

 

ESTA(電子渡航認証システム)を申請している途中で、

「質問の意味を勘違いしてしまった」
「間違えてYesを押してしまった」
「家族や旅行会社に申請してもらったため、何を回答したのかわからない」

というご相談をいただくことがあります。

ESTAは一見すると簡単なオンライン申請ですが、適格性に関する質問への回答を誤ると、ESTAが非承認となり、その後のアメリカ渡航に影響することがあります。

今回は、行政書士法人IMSが実際に対応し、Bビザの発給に至った事例をもとに、ESTAを間違えて申請してしまった場合の考え方をご紹介します。

※個人が特定されないよう、一部の情報を一般化してご紹介します。

ESTAでテロ関連の質問に誤って「Yes」

今回ご相談いただいたのは、日本国籍のお客様でした。

ご本人はカナダの高校へ留学しており、ご家族と一緒にロサンゼルスへ1週間ほど旅行する予定でした。

ところが、以前ESTAを申請した際、テロ活動への関与に関する質問に、誤って「Yes」と回答してしまいました。

当然ながら、ご本人にテロ活動への関与歴はありません。

しかし、その誤回答によってESTAは非承認となっていました。

ここで重要なのは、

「本当はNoだから、もう一度ESTAを出し直せばよい」

と単純に考えなかったことです。

一度入力した情報やESTAの非承認歴がある以上、何が起きたのかを整理したうえで、今回はBビザを申請する方針としました。

「ESTAを間違えた」ことと「本当に該当する」ことは別問題

ESTAの質問にYesと回答したという記録があっても、それだけで、

「実際にその行為をした」

という意味になるわけではありません。

今回のケースでは、

  • テロ活動への関与は一切ない
  • ESTA申請時の回答は単純な入力ミスだった
  • 本人は通常の高校生活を送っている
  • 今回の渡航目的は家族旅行である

という事実を整理することが重要でした。

そのためBビザ申請では、単に、

「間違えました」

とだけ説明するのではなく、

誤回答だったことと、本人の実際の生活状況・渡航目的を一貫して説明する必要があります。

Bビザ申請では「現在の生活」も説明

ご本人は、日本の高校からカナダへ留学し、現地の高校で化学・物理・数学などを学んでいました。

学校生活だけでなく、サッカークラブにも所属し、学業とスポーツの両方に取り組んでいました。

IMSではこのような事情も理由書に記載しました。

なぜなら、Bビザ申請では、

「今回アメリカへ行ったあと、どこへ戻るのか」

も重要だからです。

今回のケースでは、

家族とロサンゼルスへ旅行
↓
旅行終了後、日本へ戻る
↓
その後すぐカナダへ戻り、高校生活を再開

という予定が明確でした。

つまり、

アメリカに滞在し続ける理由がなく、現在の生活基盤はカナダでの学業と日本の家族にある

ことを説明しました。

家族旅行であることも具体的に説明

今回の旅行は、ご両親、本人、弟の家族4人でのロサンゼルス旅行でした。

長期間家族で旅行する機会がなかったため、ご両親が計画した家族旅行であり、旅行費用もすべてご両親が負担する予定でした。

このように、

「観光です」

だけではなく、

  • 誰と行くのか
  • 何日間なのか
  • 誰が費用を負担するのか
  • 旅行後はどこへ戻るのか

まで整理することで、申請全体の整合性が高まります。

ESTAが非承認になったら、同じ申請を繰り返す前に確認を

ESTAが非承認になると、

「入力を間違えただけだから、もう一度申請し直したい」

と考える方も少なくありません。

しかし、非承認となった理由や過去の回答内容によっては、単純に再申請を繰り返すことが適切とは限りません。

特に、

  • 犯罪歴に関する質問
  • 逮捕歴に関する質問
  • 過去のビザ拒否・入国拒否に関する質問
  • テロ・安全保障に関する質問
  • 過去の米国滞在歴に関する質問

などを誤って回答した場合には、まず過去に何と回答したのか、実際の事実は何なのかを整理することが重要です。

「ESTAがダメだったからBビザ」だけではありません

Bビザ申請では、

「ESTAが非承認だったのでBビザを申請します」

だけでは十分な説明にならないことがあります。

行政書士法人IMSでは、今回のようなケースで、

  1. ESTAで何を誤回答したのか
  2. 実際の事実関係はどうなのか
  3. なぜ今回アメリカへ行くのか
  4. 旅行後、どこへ戻るのか
  5. 現在どのような生活をしているのか

を整理したうえで申請書類を作成します。

今回のケースでも、ESTAの誤回答そのものだけではなく、本人の学業、家族旅行の内容、旅行後の予定まで含めて理由書を構成しました。

その結果、Bビザの発給に至っています。

ESTAの入力ミスでお困りの方へ

ESTAはオンラインで申請できるため簡単に見えますが、一度入力した内容が、その後のアメリカ渡航に影響することがあります。

特に、

「間違えてYesを押してしまった」
「自分ではなく家族が申請した」
「旅行会社に任せたため回答内容がわからない」
「以前のESTAがなぜ非承認なのかわからない」

という場合には、やみくもに申請を繰り返す前に、状況を確認することをおすすめします。

行政書士法人IMSでは、ESTA非承認、過去の入力ミス、逮捕歴・犯罪歴、入国拒否歴など、通常のESTA申請では対応が難しいケースについても、これまで多数のアメリカビザ申請をサポートしてきました。

過去の申請内容に不安がある方は、まず現在の状況と渡航目的を整理するところからご相談ください。

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