IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

こんにちは。

本日は、アメリカ移民、非移民ビザについて解説いたします。

ビザとは

さて、ビザとは自国に他国の市民が入国する際に、事前に申請者の審査を行うものです。

ビザが発行されても必ず入国が保証される訳ではなく、最終的な入国許可は、入国審査官の審査により決まります。

アメリカ入国の予定がある他国の市民は、永住か一時滞在かにより移民ビザまたは非移民ビザを事前に取得する必要がございます。

皆様が良く耳にするグリーンカードは永住許可証になりますので、移民ビザとなります。

非移民ビザでは、特定の期間でアメリカ滞在を考えている学生やビジネス(特殊労働者を含む)または観光目的の方が対象となり、申請が必要です。また、90日以下の観光目的・短期商用での入国に関しましては、電子渡航認証システムESTA(エスタ)を利用しESTA申請を行ってください。

アメリカ非移民ビザの種類

まず最初に、アメリカの非移民ビザの種類を見て行きましょう。

1. 外交・公用 (Aビザ)

公務で入国を希望する政府職員とその家族が対象となります。

2. 短期商用・観光 (Bビザ/B1・B2)

治療・旅行または商用を希望する申請者が対象となりますが、就労目的以外で幅広い用途に利用できます。

3. 通過 (Cビザ)

アメリカを経由し他国への入国を希望する申請者が対象。

4. クルー (Dビザ)

アメリカに入航・着陸する船舶や航空機に搭乗する乗務員が対象です。

5. 貿易駐在員・投資駐在員 (Eビザ)

投資または貿易を希望する申請者が対象となり、弊社にも数多くのお問い合わせをいただきます。

6. 留学 (Fビザ)

学生の留学を目的とした申請者が対象。

7. 国際機関 (Gビザ)

国際機関が行う会議などに出席を希望する申請者が対象。

8. 就労 (Hビザ)

特殊技能職をはじめ専門職に一時的に就労を目的とする申請者が対象です。

9. 職業研修 (H3ビザ)

専門的な知識や特殊な技術を要する申請者が対象です。

10. 報道関係者 (Iビザ)

テレビ局などのレポーター・撮影スタッフや編集スタッフ、またはフリーランスのジャーナリストなどが対象。

11. 交流訪問者 (Jビザ)

交流プログラムなどに参加をする学者、研究者、研究生などが対象で、研修やインターンシップなどにも利用できます。

12. 婚約者 (Kビザ)

アメリカ国籍者と入籍し、入籍後アメリカにて永住を目的とする申請者が対象です。

13. 企業内転勤 (Lビザ)

アメリカ国内にある親会社や子会社などに、限られた期間内で転機を目的とする申請者が対象で最長7年間の滞在が可能です。

14. 職業訓練生 (Mビザ)

アメリカ国内の学校などに、職業の習得を目的と考える申請者が対象。

15. 卓越能力者 (Pビザ)

ビジネス・スポーツ・教育・科学・芸術などの分野にて卓越した能力や功績をあげている方、またテレビや映画などで卓越した業績をのこしている方が対象となっています。

このようにアメリカビザは全てアルファベットで分類されているところから、アルファベットビザとも言われています。

アメリカビザ取得日数は？

次にビザ発給までに必要な日数についてですが、まず、Eビザ、Bビザ、Iビザと一部のビザを除きアメリカ移民局からの許可書がないと大使館に直接ビザ申請ができませんので、注意が必要です。

一般的にビザを申請してから発給されるまでの期間は、申請を受理された翌日から起算して約1週間(5営業日)とされています。

これは申請内容に特に問題のない場合であり、渡航される目的や、日本国大使館・総領事館の判断によっては、発給までの期間が短縮される場合もあります。

しかし、ビザの申請内容に疑義がある場合においては、アメリカ国務省にて審査が必要とされるケースもありますので、ビザを申請してから発給までに1か月以上かかる場合もございます。ビザが必要となる際には、期間に十分な余裕をもって申請されることをお勧めいたします。

アメリカビザ申請でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非弊社までご連絡ください。