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Staff Blog
2022.10.04ESTA
ESTAって何?
こんにちは。行政書士法人IMSのセガワです。
弊社では、「ESTAの入力を間違えて、却下になってしまった。」という方や「ESTAの承認が下りていなかったみたいで飛行機に乗れなかった」と空港から電話をしてくる方など、ESTA関連でお困りの方からのお問い合わせを多くいただきます。
そもそもESTAって何?と疑問に思っている方もいるかもしれません。
ESTA=Electronic System for Travel Authorization(電子渡航認証システム)
通常、アメリカに入国する為には、有効なパスポートの他にビザ(査証)が必要ですが、アメリカのVisa Waiver Program(ビザ免除プログラム)に参加している日本を含む約40か国の国籍の方は、90日以内の観光や商用目的であれば、そのビザがいりません。
その代わりに、渡米前にオンライン上でいくつかの質問に答える必要があり、アメリカに渡航する資格があるのかどうかを判断されます。
そのオンライン上のシステムがESTAです。
ESTAが承認されなければ、90日以内の観光や商用目的であっても、日本国籍であっても、渡米はできません。アメリカ行きの飛行機にも乗せてもらえません。
ESTA入力の際に気を付ける点:
1)アメリカへの渡航が決まり次第すぐに入力をしておきましょう!
数年前、空港で申請し、その数分後にチェックインできていましたが、最近ではもっと時間がかかります。
公式ページには、通常72時間以内に承認されると書いてありますが、人によってはもっとかかる場合があります。
また、承認が下りず、ビザを取得する必要が出た時の為に、時間に余裕を持って申請をすることをお勧めします。
2)質問には全て正直に答えましょう!
アメリカは虚偽申請を一番嫌います。
ESTA申請中、もしくは入国審査時に虚偽申請が発覚した場合、ビザ取得にも影響が出ますし、一生アメリカに入国できなくなるという最悪なケースもあり得ます。
例えば、犯歴で言いますと、アメリカと日本は「重大犯罪防止対処協定」を結んでおり、互いに指紋データを照合できます。
ESTAの承認が下り、飛行機に乗れたとしても、入国審査で引っ掛かり、入国を拒否される方も多くいらっしゃいます。
3)入力は慎重に!!
ESTA申請後(支払い後)、メールアドレスとアメリカでの住所以外の入力内容の修正はできません。申請前であれば、修正ができるので、必ずダブルチェックをしましょう。
入力ミスであっても、ESTAが却下されますと、当分の間ESTAは利用できず、ビザを取得しなければ渡米ができません。
入力ミスの場合はCBP(アメリカ合衆国税関・国境警備局)に問い合わせるようにと公式ページには書いてありますが、数カ月待っても回答が来ないというケースはよくあります。
注意:ESTAはアメリカへの入国を保証するものではありません。入国できるかどうかは入国審査官の判断になります。
ESTAの申請が却下された方や、様々な事情がありESTAが利用できない方などのアメリカビザ申請のサポートを弊社で承っております。
ESTA却下の方のページはこちら。
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