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スムーズでスマートなアメリカ入国のために/ Global Entry申請料金が変更されます!

日本国籍者向けのGlobal Entry申請は2023年夏に開始されましたが、秋にはシステム改修を理由に新規申請の受付停止となり、2024年4月23日現在も状況は変わらないままとなっています。

弊社も日々、米国CBP(国土安全保障省)の動向を確認しておりますが、残念ながら2023年10月10日以降、新しい情報更新はありません。再開の際には弊社ウェブサイトにてご案内いたします。

さて、最近のGlobal EntryをはじめとするアメリカのTrusted Traveler Programsの動向、そして米国入国にまつわるニュースをご紹介いたします。

【申請料金が変更されます】

米国CBPは4月2日にTrusted Traveler Programsの中のGlobal Entry、SENTRINEXUS の各プログラムの料金を2024年10月1日から変更すると発表しました。

これまで15年以上、更新されていない各料金でしたがこれらのプログラムの利用が拡大し、内容がより充実してきたことからプログラムの継続と管理のために料金変更に踏み切るようです。

Global Entry

100ドル→120ドル

SENTRI

122.25ドル→120ドル

NEXUS

50ドル→120ドル

10月1日の料金改定以降は18歳未満の応募者については、親または法定後見人が既にNEXUS、SENTRI、またはGlobal Entryのメンバーの場合、申請料金が免除されます。

【Enrollment on Arrival ができる空港が増加】

Global Entryの申請の際には、オンラインでの申請手続き後にCBP職員との面接が必要です。米国各地の定められた登録センターにて面接予約をする手段もありますが、数ヶ月待ちのケースが多いのが難点でした。このような問題を解決するために、書類審査を通過した面接待ちの申請者は米国外からの米国到着地において面接が受けられる取り組みが始まりました。EoAにより、グローバルエントリーの申請者は、登録センターで面接を予約する必要がなくなり、EoAが出来る空港での入国審査時にグローバルエントリーの面接を完了することができます。米国CBPはこのEoAが可能な空港を随時増やしており、4月もテキサス州5つの空港を新たに追加するなど、拡大に力を入れているようです。

また、EoA以外にも不定期ではありますが米国各地で数日間に渡ってEnrollment Eventを開催しています。

【セキュリティチェックもセルフの時代に!?】

ラスベガスの空港では、旅客自身が行うセルフスタイルのセキュリティチェック(保安検査)を試験導入しました。チェック対象は旅客自身とその手荷物で、手荷物検査システムは従来の手荷物を入れたトレイを流すベルトコンベアー式ではなく、病院のMRIのような装置で、トレイは自動的に紫外線で消毒される優れものだそうです。

旅客自身は透明なガラス製のブースに入り、内部にはビデオディスプレイが設置されており、自分のペースでシステムを通ることができる仕組みです。

現在のことろ、TSA PreCheck登録者のみが対象となるため、そのシステムが付帯されているGlobal EntryやSENTRI、NEXUS利用者も当てはまりますが、利用案内も英語のみです。

一般的に保安検査にかかる時間は早くて30分、混雑時はそれ以上のため、画期的な仕組みといえそうです。

【MPCで入国審査にかかる時間が大幅に縮小!】

Global Entry登録者でなくても、米国入国審査にかかる時間を短縮できる方法があります!

Mobile Passport Control と呼ばれるアプリを是非、渡米前にダウンロードしてみてください。

利用できる条件

  1. 米国市民、米国永住権保持者
  2. カナダ国籍の米国B1/B2 ビザ保持者
  3. ESTA申請者かつ、ESTA認証による渡航が2回目以降の方

3に当てはまる方が多いのではないでしょうか。

2024年4月時点で米国33箇所の国際空港がMPCに対応しており、ホノルル国際空港も該当しています。

出発前にアプリをダウンロードし、事前に個人情報、利用予定空港、税関申告に関する質問に答えて保存します。同行者についても同時に一つのアプリで登録できます。(12プロファイルまで作成可能)

到着後、インターネットに接続してからアプリを起動、先に登録しておいた内容を再確認し、最後に顔写真を撮影の上、申請。(2023年11月9日まではここで4時間有効なQRコードが生成され、それを職員に読み取ってもらう流れでしたが、現在はQRコードが不要になり、アプリ画面を職員に提示するのみ)その後空港のMPC専用レーンにて入国審査を受けられます。

米国への入国審査は年々厳しくなっていますが、その一方で一定の条件を満たす旅行者に対してはスムーズな渡航となるよう、さまざまな画期的な仕組みを導入する米国の取り組みは今後さらに加速していきそうです。

弊社ではESTA申請代行はお取り扱いしておりませんが、短期商用観光のBビザをはじめとする米国各種非移民ビザの申請代行を承っております。実績豊富な弊社にお問い合わせください。

本ブログは現時点での情報であり、最新情報についてはお客様の責任において、政府公式サイト等でご確認ください。
(MM)

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