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ESTA登録でミスしたら

アメリカ渡航に必要なESTA登録でミス入力してしまい、パニック。どのように対処すればいいのでしょうか。日本国籍の方は、渡米に際して、ビザを取得していない場合にはESTAを申請する必要があります。最近入力ミスをする方からのお問い合わせが大変増えております。

例えば渡航直前に焦って申請をし、適格性の質問に「いいえ」と答えるはずが「はい」と答えてしまった、家族全員分を申請するも一人だけ適格性の質問を間違えて回答してしまった、等の理由が多いようです。

そして、不思議なことに間違える質問は2番(逮捕歴)、3番(薬物)、4番(テロ行為)の場合が殆どです。

まずは、ESTAを提出(Submit)する前に、よくよく入力内容を確認することをお勧めしますが、不慣れであったり、緊張のあまりESTAの登録・入力ミスをしてしまった場合どうするべきでしょうか。

ESTA登録でミスしてしまった場合

弊社が米国国土安全保障省 税関・国境取締局 CBPにESTA関連の問合せをした際に返信された内容をもとにご案内いたします。

まず、ESTAの入力では訂正・変更可能な項目と、そうでない項目がありますので、項目別にみて行きましょう。

1.【項目:勤務先、自宅住所、勤務先住所、電話番号、Eメールアドレス、旅行日程、トランジット状況、旅行先住所、連絡先情報】について。既にESTAを提出し認証された後、これらの項目について入力ミスが判明し、訂正・変更する必要がある場合ですが、この場合は、新たにESTAを申請する必要はありません。ただし、入国審査の際に正しい情報を求められる可能性がありますので、正しい情報を速やかに提示できるように用意しておいてください。または、概要欄のESTA公式サイトから訂正または変更することができます。

次に2.【項目:氏名、生年月日、国籍、出生地、性別、パスポート情報】について。

これらに関しては、ESTAでは正しい情報が記載されていなければなりません。ESTA申請書は公式文書とみなされるため一度提出したら変更はできません。これらの入力を間違えてしまった場合、まずは誤った申請内容をキャンセルする必要があります。次のこちらも概要欄のCBPのサイトから、氏名、生年月日、パスポート番号を明記の上、キャンセル手続きをしたい旨を連絡、お問合せをしてくだい。通常の場合、3~5営業日でCBPから返信が来ますので、その返信の内容に従って手続きを進めてください。キャンセルされた後、手数料を添えて、新たに正しい申請を行うことになります。

そして、3.【項目:適格性の質問】ですが、適格性の質問に、本来「いいえ」と答えるべきところを誤って「はい」と答えた場合、ESTAは認証されず却下となります。この場合もやはりCBPのサイトから、名前、生年月日、パスポート番号を明記の上、誤って入力してしまった旨、誤った理由を添えてお問い合わせをしてください。申請者が小さいお子様の場合は、修正してもらえる可能性がありますが、申請者が成人の場合は、渡米目的に合うビザを申請してくださいという内容の返信を受け取る場合が殆どです。そして、ESTAは修正されず却下の扱いのままとなります。

ESTAが修正してもらえなかったら

CBPから「目的にあうビザ申請してください」と返信がきた場合、ビザ申請をすればビザを取得できると思われるもしれません。

しかし、ビザの取得はそんなに簡単ではありません。ビザ申請をして米国大使館の領事の審査を経て、ビザを取得できるわけです。十分な書類を揃えずにビザ申請をすると、申請却下となってしまう可能性がございます。この場合、ESTA却下歴にビザ申請歴も加わり、次回のビザ申請のハードルが高くなってしまいます。

従って、初回のビザ申請を慎重にすすめることをお勧めいたします。ESTA申請前に、一度概要欄にあるESTA質問事項を一読し予習を済ませて申請に望まれることをお勧めします。弊社はESTA入力ミスをしてしまった方の、渡米目的に合わせたビザ申請サポートを数多く行っており、問題なくご取得いただいているケースが殆どでございます。

ESTA入力ミスでビザ申請が必要な方は、是非弊社にお問合せください。

 

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