IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

アメリカのグローバルエントリー（Global Entry）というプログラムについて、弊社のブログでも何回か紹介しているかと思います。

事前に承認されると、通常よりも早くアメリカの入国手続きを行うことができるという米国CBP（米国国土安全保障省 税関・国境取締局）が提供しているプログラムです。

アメリカの入国審査時、通常の窓口に並ぶことなく、専用のキオスク端末を利用するので、待ち時間が短縮され、頻繁にアメリカを行き来する方にとっては便利で魅力的です。

日本国籍の方の場合、参加資格は以下のとおりとなります。

・14歳以上で有罪判決歴がないこと

・１８歳未満の申請者は親または合法的な保護者の同意があること

・機械読み取り式のパスポートを所持していること

申請から承認されるまでの流れにつきましては、こちらのブログでもご紹介させていただいております。

（上記ブログには「申請費用100ドル」とありますが、今年の10月以降120ドルに値上げしております。）

そんな魅力的なグローバルエントリープログラムですが、日本国籍者の新規申請につきまして、昨年9月中旬以降、システム改修を理由に受付停止となっておりました。

その後、今年の5月中旬頃、ようやく再開され、弊社でも多数のお客様の申請サポートをさせていただきました。

日本国籍の方のグローバルエントリー申請には、まずはプロモーションコードの取得が必要となり、プロモーションコードが発行されましたら申請が可能となります。

しかし、6月下旬頃から、プロモーションコードの不足という理由により、発行が一時的に停止しております。再開予定につきましては、公表されておりませんが、10月15日現在も状況は変わっておりません。

プロモーションコードが取得できないので、日本国籍の方は、残念ながらグローバルエントリー申請そのものも現時点ではできないということになります。

※日本国籍の方でも、アメリカの永住権（グリーンカード）を保持している方の場合、プロモーションコードは不要ですので、現在も申請可能です。

永住権をお持ちの場合でも、日本国籍の方は、戸籍謄本を日本の出入国在留管理局の所定部署に提出する必要がございます。

弊社では、グローバルエントリー申請代行を承ったお客様につきましては、行政書士による職務上請求が可能ですので、アメリカ在住でご自身で戸籍謄本を取得・提出が難しい場合には、お問い合わせください。

グローバルエントリー申請につきまして、日々お問い合わせをいただいており、再開を待ち望んでいる方が多くらっしゃいます。弊社では日々CBPの動向を確認しておりますので、プロモーションコードの発行が再開されましたら弊社ウェブサイト等でもお知らせさせていただきます。

（MS）