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2026.07.07お知らせ
ESTAの一斉認証拒否トラブルと、F・Jビザ「緊急面接」の注意点
弊社ではESTA(電子渡航認証)の申請サポートは取り扱っておりませんが、アメリカ渡航に関する重要な情報の一つとして、今回確認された事象をご紹介します。ESTAの個別申請やステータスに関するお問い合わせについては、原則として米国税関・国境警備局(CBP)へ直接ご確認ください。
先月末、アメリカへの短期出張や観光を予定していた多くの方の間で、ESTA(電子渡航認証)をめぐる混乱が生じました。2026年6月23日頃にESTAを申請した方を中心に、6月30日頃、それまで有効だったESTAのステータスが突然「渡航認証拒否(Travel Not Authorized)」に変更されるケースが相次いで報告されたためです。
今回の事象について正式な発表はありませんでしたが、システムエラーであった可能性が高いと推測されています。参考記事
弊社にも、渡米を間近に控えた方から、次のようなお問い合わせが多く寄せられました。
> ESTAが認証拒否になりました。ビザを取得しなければ渡米できないのでしょうか。
一時的に「渡航認証拒否」と表示された方の中には、その後「審査保留(Authorization Pending)」に戻ったり、最終的に「承認(Authorization Approved)」へ再度変更されたりしたケースも報告されています。
渡米日が迫っている中で、ESTAのステータスが突然変更されれば、焦ってしまうのも無理はありません。今回のようなトラブルが発生した場合は、米国税関・国境警備局(CBP)の「CBP Information Center」へ直接問い合わせることをおすすめします。メールで問い合わせることもできますが、一般的な定型回答のみが返ってくる場合があります。早急に状況を確認する必要がある場合は、電話で問い合わせるほうが確実でしょう。
すでにアメリカへ入国しているにもかかわらず、滞在中に「渡航認証拒否」の通知を受け取り、慌てた方もいらっしゃったようです。ESTAやビザは、原則としてアメリカへの渡航および入国審査の際に必要となるものです。入国後にESTAのステータスが変更された場合は、まずI-94(出入国記録)を確認してください。
主な確認項目は、次の2点です。
・ I-94上の入国ステータス
・滞在許可期限(Admit Until Date)
I-94上のステータスと滞在許可期限が有効であれば、滞在中にESTAのステータスが変更されたことだけを理由として、不法滞在になるわけではありません。まずはI-94を確認し、落ち着いて対応することが大切です。
今回のようなシステム上のトラブルは、あくまで例外的なケースです。ご自身の入力ミスや申告内容などを理由としてESTAが正式に認証拒否となった場合、原則としてESTAを利用して渡米することはできません。短期の観光や商用を目的として渡米する場合には、Bビザの申請を検討する必要があります。ただし、Bビザの面接予約枠は引き続き混み合っており、数か月先まで予約が埋まっていることもあります。ESTAを利用できない可能性がある方や、渡航歴・経歴などからビザ申請が必要となる方は、渡米予定が決まり次第、早めに準備を始めることをおすすめします。
今回のESTAトラブルとは別に、最近はFビザ(学生)やJビザ(交流訪問者)の緊急面接に関するお問い合わせも増えています。FビザやJビザは、留学や交流プログラムへの参加を目的とするビザであり、そもそもESTAで渡米できる活動ではありません。例年、秋の新学期が近づく時期には、アメリカへの留学や交流プログラムへの参加に向けて渡米準備を始める方が増えます。特に今年は、プログラム開始日が迫っているにもかかわらず通常の面接予約が取れないとして、緊急面接について相談されるケースが相次いでいます。
FビザやJビザでは、I-20またはDS-2019にプログラム開始日が記載されています。ところが、通常の面接予約枠がプログラム開始日より後の日程しか空いておらず、予定どおりに渡米できないのではないかと不安を感じている方が少なくありません。このような場合、一定の条件を満たせば「緊急面接予約」を申請できます。
FビザまたはJビザの緊急面接を申請できるのは、申請時点でI-20またはDS-2019に記載されたプログラム開始日まで14日以内となっている場合に限られます。(つまり、プログラム開始日まで数週間ある段階で申請しても、資格要件を満たしていないとして却下されます。)最近、この「プログラム開始日の14日以内」という条件を見落とした申請が相次いでいるとして、米国大使館からも注意喚起が行われています。緊急面接リクエストを行えるのはいかなる場合も1回のみですので注意が必要です。尚、緊急面接予約の詳細については、公式HPをご確認ください.
今回のESTAトラブルのように、アメリカ渡航の準備では予期しない問題が発生することがあります。また、ESTAが利用できずBビザの取得が必要となる場合や、秋の新学期に向けてF・Jビザを申請する場合には、面接予約の確保も含めて余裕を持った準備が必要です。渡米目的に応じて必要な手続きは異なります。渡米予定が決まりましたら、できるだけ早い段階でESTAを利用できるのか、ビザ申請が必要なのかを確認することをおすすめします。弊社のアメリカビザ申請サポートをご検討中の方は、ページ内の「お問い合わせ」フォームよりご連絡ください。
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