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2026.09.09アメリカビザ
【2026年最新版】ESTAとI-94の違いとは?米国入国後に確認すべき滞在期限
こんにちは。行政書士法人IMSです。
アメリカへの渡航を予定している方から、「ESTAとI-94は何が違うのですか」「ESTAが有効なら、90日間滞在できるのですか」というご質問をいただくことがあります。
ESTAとI-94は、どちらもアメリカへの渡航に関係しますが、その役割はまったく異なります。
簡単にいうと、ESTAはアメリカへ向かう前に取得する「渡航認証」、I-94はアメリカへ入国した後の「入国・滞在許可記録」です。
実際にアメリカに滞在できる期限を確認する際に重要なのは、ESTAの有効期限ではなくI-94です。
| 項目 | ESTA | I-94 |
|---|---|---|
| 正式名称 | Electronic System for Travel Authorization | Arrival/Departure Record |
| 主な役割 | ビザ免除プログラムを利用して渡米するための事前認証 | 米国への入国記録・滞在許可記録 |
| 手続きの時期 | 原則として渡米前 | 米国への入国時 |
| 有効期間 | 原則2年間またはパスポートの有効期限まで | 入国ごとに決定 |
| 滞在できる期間 | ESTA自体が滞在期限を決めるものではない | 「Admit Until Date」に実際の滞在期限が記録される |
| 管轄 | 米国税関・国境警備局(CBP) | 米国税関・国境警備局(CBP) |
ESTAは、ビザ免除プログラムを利用してアメリカへ渡航する資格があるかを事前に審査する制度です。
ESTAが承認されていても、アメリカへの入国が保証されるわけではありません。
最終的に入国を認めるか、どの在留資格で、いつまでの滞在を認めるかは、到着した空港などにいるCBPの入国審査官が判断します。
ESTAは通常、承認から2年間、またはパスポートの有効期限まで有効です。
しかし、これは「2年間アメリカに滞在できる」という意味ではありません。
ESTAを利用した1回の滞在は原則として90日以内です。ただし、実際の入国記録や滞在期限については、入国後にI-94を確認することが重要です。
例えば、ESTAがあと1年間有効であっても、今回の渡米で許可された滞在期間が1年間になるわけではありません。
反対に、B-1/B-2、E、L、F、Jなどの米国ビザを持っている場合も、ビザに記載された有効期限が、そのままアメリカでの滞在期限になるわけではありません。
米国国務省も、許可された滞在期間の正式な記録はI-94に表示される「Admit Until Date」または「D/S」であると説明しています。
ESTAを利用して空路または海路でアメリカに入国した場合、紙のI-94を記入する必要は通常ありません。入国記録は電子的に作成されます。
入国後、CBPのI-94公式サイトから「Get Most Recent I-94」を選択し、次の情報を入力すると確認できます。
I-94には、主に次の情報が表示されます。
アメリカに到着したら、できるだけ早くI-94を確認し、PDFで保存するか印刷しておくことをおすすめします。
I-94のなかで特に重要なのが、「Admit Until Date」です。
具体的な日付が記載されている場合は、原則としてその日までに出国する必要があります。
FビザやJビザなどでは、日付ではなく「D/S」と表示されることがあります。D/Sは「Duration of Status」の略で、留学や交流訪問など、認められた活動と資格を適切に維持している期間を意味します。
「ビザがまだ有効だから大丈夫」と考え、I-94を確認しないまま滞在を続けることは危険です。
I-94を検索しても記録が表示されず、「Not Found」となることがあります。
主な原因としては、次のようなものが考えられます。
まずは、パスポートの表記どおりに入力されているかを確認してください。
それでも取得できない場合は、CBPへの照会や、状況によっては情報開示請求が必要になることがあります。
I-94には、入国審査時の入力ミスなどにより、次のような誤りが生じることがあります。
特に、E・L・F・Jなどのビザ保持者について、入国資格や滞在期限が間違っている場合は、就労、留学、運転免許証、社会保障番号などの手続きに影響する可能性があります。
CBP側の誤りと考えられる場合は、最寄りのDeferred Inspection Siteなどへ訂正を申し出ます。必要書類や受付方法は窓口によって異なるため、事前確認が必要です。
ESTAでアメリカに入国した後、カナダやメキシコなどの近隣地域へ短期間出国し、再びアメリカに戻っても、通常は新たな90日間が与えられるとは限りません。
最初にアメリカへ入国した日を基準とする滞在期間が引き継がれることがあります。
「一度出国したから大丈夫」と自己判断せず、再入国後も必ずI-94を確認してください。
短期間の出入国を繰り返している場合は、入国審査で渡航目的や日本との結びつきについて詳しく質問される可能性もあります。
I-94に記載された期限を過ぎて滞在すると、オーバーステイまたは在留資格違反と判断される可能性があります。
その結果として、
といった問題が生じることがあります。
滞在超過の日数や経緯によっては、さらに重大な入国制限につながる可能性もあります。
すでに期限を過ぎている場合は、自己判断で出入国を繰り返したり、事実と異なる内容でESTAを申請したりせず、早めに専門家へ相談することが大切です。
ESTAとI-94の違いをまとめると、次のようになります。
I-94の確認方法については、行政書士法人IMSの関連記事「アメリカのI-94とは?滞在期限の確認方法・間違いの訂正・オーバーステイを防ぐポイント」もご参照ください。
行政書士法人IMSでは、ESTAが利用できない方、過去にオーバーステイ・入国拒否・逮捕歴などがある方の米国ビザ申請をサポートしています。
※本記事は2026年9月時点の一般的な情報をまとめたものです。個別の事情によって必要な対応は異なります。最新情報は、CBP、USCIS、米国国務省などの公式サイトでもご確認ください。
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