米国J-1ビザお手続きにつきまして

こんにちは行政書士法人IMSの天野です。

本日は米国J-1ビザのお手続きに関しまして以下の通りご案内致します。

 

J-1ビザは、米国政府が承認した教育・指導・公演・就学・観察・調査

・コンサルタント・特殊スキルの実演・トレーニングもしくは大学院での

医学教育や訓練を受けるプログラムに外国人が参加するためのビザとなります。

 

米国政府が承認したプログラムとは、交流訪問プログラムを指し、

当該プログラムは教育や文化の交換を通じて米国との国際交流を促進すること

を目的としております。

また、当該プログラムは米国国務省教育文化局によって管理されており、

J-1ビザを申請する際は、指定されたスポンサー団体よりプログラムの

承認を受けた後、各国の大使館又は総領事館でビザの申請を行うことと

なります。

 

J-1ビザは目的によっていくつかの種類に分かれますが、

トレーニング生とインターンではビザの期間・資格条件等に

大きな違いがみられます。

 

トレーニング生

・トレーニング生が受ける研修は熟練を要する仕事のための研修

でなくてはならず、そうでない仕事の研修は認められません。

また、下記A、Bいずれかの要件を満たす必要があります。

 

A 米国外の専門学校・短大・大学で取得した研修と関連のある分野での

学位か専門資格を持ち、同分野での実務経験が1年以上

B学位や専門資格はないが、研修内容に関連した分野の米国外

で実務経験5年以上あること

 

インターンの資格条件

インターンは下記いずれかの要件を満たす必要があります。

A米国外にある専門学校・短大・大学に在籍中であること

B米国外にある専門学校・短大・大学を卒業して12カ月以内

 

また、トレーニング生とインターンの受入研修は以下の要件を

いずれも満たす必要があります。

1 当該研修がいずれかの職業カテゴリーに該当

農林水産業・芸術文化・航空業・建築業・教育・社会科学及び図書館学

・カウンセリング・福祉サービス・健康関連職種・観光業・福祉メディア

・コミュニケーション・マネジメント・ビジネス・商業及び金融業

・行政及び法律・化学・工学・建築

2トレーニング生又はインターンが研修に参加し、内容を理解する

に十分な英語力を有している事

 

J-1ビザの申請者は、まず指定スポンサーに交流訪問プログラムへの

参加を申請し、指定スポンサーは当該プログラムへの参加を審査・許可した

申請者に対してDS-2019という許可証を発行します。

申請者はこれをもって米国大使館・総領事館で面接を受け、

J-1ビザの発行を受けます。

 

J-1ビザの期限は通常DS-2019に記載された研修プログラムの

期限と同じです。

トレーニング生は最長18カ月、インターンは12カ月まで

研修を受けることができます。

 

米国での滞在期間に関しては、米国に入国すると

期限が明記されず、代わりにD/Sと記載されます。

これはDuration of Status、つまりDS-2019に記された研修期間+

滞在猶予期間の30日について滞在を認めるという意味となります。

 

なお、一般的にJ-1ビザ保持者は教育・調査・研修その他の

国際交流活動に従事することができます。

また、プログラム開始前の30日前から米国への入国が認められております。

 

なお、J-1ビザは滞在猶予期間(grace period)が付与され、

プログラム終了後も30日間の滞在が認められておりますが、

当該滞在猶予期間中は研修への参加は認められません。

 

J-1ビザ申請者が指定スポンサー団体によってプログラムへの

参加を認められDS-2019が発行されたにも関わらず、

査証の発給を拒否されるのは以下のケースが考えられます。

・日本に帰国する意思・日本との結びつきを立証できない

・研修を受けるだけの英語力が足りない

・研修が不必要又は単なる就労とみなされる

・申請者が研修内容を理解しておらず領事に説明上手く説明できない

 

そのため、弊社では当該お手続きについては、日本の米国大使館・総領事館での

ビザ申請に際して上記のケースに該当しないよう、Supporting Letterを作成し

申請者の日本における業務や職位、渡米の目的、研修内容等を説明することを

お奨めしております。

お客様から伺った情報を基に適切なコンサルティングを行い、

お客様がスムーズにビザ申請を行うことができるよう努力する所存です。

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