卒業証明書の発行時期

行政書士の山口です。

 

いくつかの在留資格には、学歴に関する要件があります。

例えば、一般的に企業にて就労されている方が保持している「技術・人文知識・国際業務」という在留資格には、いくつかの例外はありますが、原則、大学(または大学と同等)の教育を受け、学位を取得していることが必要になります。

 

入国管理局の審査は、全て提出した書類による審査となっています。そのため、申請人が学歴要件を満たすことを証明するためには、教育機関が発行した「卒業証明書(修了証明書)」(海外の教育機関が発行した場合は、写しで可)を提出する必要があります。

 

日本の大学の場合、卒業式が終われば、すぐに証明書が発行されますが、海外の大学の場合、少し事情が異なるようです。

例えば、卒業論文の発表のタイミングで、個人ごとに証明書の発行の時期が異なったり、卒業式後に最終の成績が登録され、その後に卒業証明書が発行されるため、証明書が発行されるのが、卒業式の一ヶ月~二ヶ月後となったりする場合もあるようです。

 

では、卒業証明書が発行されない限り申請ができないのか、といえば、そうではありません。申請自体は、「卒業見込証明書」の提出をもって行い、最終的に「卒業証明書」が発行された後、追加で提出することは可能です。

 

しかし、上述の通り、「卒業証明書」の発行時期は、国や大学によって様々です。

これから大学を卒業する方を採用する場合は、「卒業証明書」の発行のタイミングにより、入社予定日が変わってくる可能性もありますので、「卒業証明書」がいつ頃発行されるかを事前に確認することをご推奨いたします。

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