留学生の調理師養成学校への入学

こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

先日、日本国内の調理師養成学校へ入学する外国人留学生数のついての記事を目にしました。
毎年、公益社団法人 全国調理師養成施設協会が調理師養成学校への留学生の入学状況についての統計を公表しています。

統計によると、平成29年度は46施設に464人が入学(短期留学生、在日外国人の入学者及び受け入れ施設は含まれていません。)し、平成27年度の260人から204人、前年度の339人から85人と増加しています。

入学者の国籍は、中国の134人が一番多く、次いで韓国の103人、ベトナムの66人と続きます。その他、台湾、インドネシア、タイ、ミャンマー、フィリピンといった、東アジアや東南アジア地域の留学生が入学しています。

調理師養成学校で日本料理を学んだ留学生が、引き続き日本で働きながら日本料理の知識や技能を深めるためには、調理師免許取得資格を得ていること、農林水産省の「日本料理海外普及人材育成事業」で調理師養成学校および日本料理店の実習計画が認定されること、一事業所当たり受け入れ外国人調理師が2人以内であること、日本人と同等額以上の報酬を得ること等が必要となります。また、日本での滞在期間は2年間とされていましたが、8月の改正により5年間に延長されました。

現時点では、残念ながら、日本の調理師養成学校で日本料理の知識や技能を身につけた方が、卒業後5年以上、日本に滞在することはできません。ただ、海外で日本食への関心が高まっている中、正しい知識を身につけた方が、海外で日本料理の普及に一翼を担っていただけることは非常に重要であると感じます。

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