偽造在留カード摘発件数 過去最多

こんにちは。行政書士法人IMSの伊東です。

 

警察庁によると、偽造在留カードの所持や行使などに関する全国の摘発件数は、最多だった一昨年1年間の400件を超え、昨年の10月末までにすでに500件を超えている、とのことです。

2012年7月に在留カードの交付が開始し、翌年の2013年から偽造在留カードの所持や行使により摘発され始めましたが、摘発件数はその時点から現在5倍に増えています。2013年頃は摘発されるほとんどの国籍が中国の方でしたが、現在はベトナム国籍の方が半数を占めています。摘発された外国籍の方の多くは、在留資格「技能実習」や「留学」で入国後、Facebook等のSNSを通して偽造在留カードを入手し、不法滞在、不法就労につながっているようです。

使用目的で偽造・変造された在留カードを所持した場合には、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられ(第73条の4)、在留カードを不正使用した場合には1年以下の懲役又は20万円以下の罰金に処せられます。(第73条の6)

 

在留カードには、顔写真や氏名、在留資格、在留期限の他、多くの情報が記載されており、偽造防止のICチップやホログラムが組み込まれています。

1.銀色のホログラムは、見る角度を90度変えると文字の白黒が反転します。

2.在留カードを上下に傾けると、カードの左端部分がピンク色に変化します。

3.在留カードを左右に傾けると、「MOJ」のホログラムが3D的に左右に動きます。

4.在留カードを傾けると、「MOJ」の文字の周囲の絵柄がピンク色からグリーンに変化します。

 

在留カードの見方については以下をご参照ください。こちらでは、在留カードにどのような偽造防止対策が取られているかも知ることができます。

http://www.immi-moj.go.jp/newimmiact_1/pdf/zairyu_syomei_mikata.pdf

 

在留カードが有効か否かについては、以下のウェブサイトで在留カード番号を照会することができます。

■在留カード等番号失効情報照会サイト

https://lapse-immi.moj.go.jp/ZEC/appl/e0/ZEC2/pages/FZECST011.aspx

※在留カードに記載されている期限が有効な場合にも失効されている場合もありますし、偽造在留カードでも有効な番号を使用されている場合もありますので、注意が必要です。

 

■在留カード等仕様書の公開について

http://www.immi-moj.go.jp/info/120424_01.html

 

有効な在留カードを所持していない方を雇用した場合には、「不法就労助長罪」として事業主も処罰(3年以下の懲役、300万円以下の罰金)の対象となるのでご注意ください。

 

日本ビザ申請、IMSの特徴および「唯一性」

https://attorney-office.com/uniqueness.html

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