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【Youtubeアップしました】 米国ビザ面接で審査保留、不許可になった場合

アメリカビザ面接後に審査が保留になってしまった場合についてご説明します。

通常の場合、米国ビザ申請者は、ビザ面接に本人が直接、米国大使館または領事館に出向いて面接を受けます。
ただし、14歳未満または80才以上(国籍を問わず)で非移民ビザを申請する方や、ビザを更新したい方で現在お持ちのビザと同じ種類、かつビザがまだ有効、または有効期限が切れてから48ヶ月以内である方など、他のいくつかの要件が合えば郵送申請ができる場合もあります。

ビザ面接の結果は次の3種類があります。

まず1番目、 ビザが発給される場合ですが、面接終了時に領事から「1週間程度でビザを送付します。」「ビザが承認されました。約2週間でパスポートが届きます。」等と言われます。そして、東京で面接を受けた申請者は、領事がパスポートを含め書類一式を預かりますので、手ぶらで帰ることになります。大阪で面接を受けた申請者は、領事がパスポートのみを預かりますので、その他の書類を持って帰ることになります。

次に2番目ですが、 却下になる場合です。
面接終了時に申請者は却下の理由が記されたレターと書類一式を渡されます。レターには、米国移民国籍法第214(b)条に基づき不適格と判断されましたという文言が入っている場合が多いです。米国移民国籍法212(a)条に基づく…という文言の場合もあります。却下された方は、今後もう申請できないというわけではありません。拒否された理由を精査して、少し期間を置いてから再申請することをお勧めします。

そして3番目 審査保留(追加審査)になる場合ですが、面接終了時に領事から「あなたの場合は、もう少し調べるから待って下さい。」「追加審査が必要です。」等と言われます。

そして、申請者はレターを渡されて帰ることになります。
審査は一旦保留ということなので、パスポートを含め書類一式は領事が一旦預かります。
しかし、このレターには「今回の申請は、追加情報または追加手続きが必要なため、米国移民国籍法第221(g)条に基づき却下となります。」と書いてあります。
つまり、今回のビザ申請については却下の扱いになったことを意味します。
レターを受け取るときに、大使館側でビザ取得資格を判断するために追加審査をするのか、追加書類の提出が必要なのかを伝えられますので、その指示に従うことになります。
求められる追加書類は申請者により様々です。
例えば、履歴書や過去の論文や出版物のリスト、研究や仕事に関する詳細説明、渡米歴およびその期間米国で何をしていたかの詳細説明、預金通帳の直近数カ月の入出金のページの写し等、多岐にわたります。
追加書類は大使館宛にメールまたは郵送で送付し、その後大使館からの連絡を待つことになります。一年以内に追加書類を提出しないと、今回の申請は失効し、新たな申請が必要になりますので注意が必要です。
そして、追加審査後は、ビザ申請が許可になる場合もありますし、却下になってしまう場合もあります。
大使館からの返事を待つ間は不安かと思われます。

申請状況がどうなっているかを調べるサイトがございます。
是非ご活用ください。
また、審査保留の場合は、面接後一旦Refused(拒否)と表示されます。
追加書類を提出、受理された後もステータスがRefusedのままの場合もありますし、Administrative Processing (手続き中)に変更され、更にその後Issued(ビザ発行)に変更になる場合もあります。
Issuedになると1週間から10日ほどでパスポートが手元に届きます。
Refused からIssuedに変更されるまでにかかる期間は1週間から数か月と様々です。
また、サイト内には日付が2つありますが、通常の日付けは面接前日で、ビザ申請は受理され、面接、指紋採取、書類審査が可能な状態を示しています。サイトの下段の日付けは面接日以降、審査が進む度に更新されます。もし、追加書類を提出して数日経っても、この日付けが更新されていなければ、書類が受理されていない可能性もありますので、大使館にお問い合わせをしたほうがよいかもしれません。

審査保留になった後、無事にビザが発給された方で、
再度ビザ申請またはESTA申請する場合は、過去にビザ申請が却下されたことがありますか?の質問には、却下の理由にかかわらず、“YES”と回答しなければなりません。

万が一、申告せずにESTAが認証されたとしても、入国時に入国拒否にあう可能性がありますので、ご注意ください。

 

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