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退寮後に一時帰国する留学生は卒業式のために再入国できる?

こんにちはIMSでございます。

日本の大学を9月に卒業予定の留学生の中には、8月末で学生寮を退去し、一度母国に帰国することを検討している方も多いと思います。
「みなし再入国許可」で一時出国し、卒業式に合わせて9月に再来日したいという声もよく聞かれます。
今回は、そのようなケースで本当に再入国できるのか、どのような点に注意すべきかをご紹介します。

みなし再入国許可とは?

みなし再入国許可とは、出国時に「再入国します」と意思表示をすれば、改めて許可を取得しなくても出国から1年以内に再入国できる制度です。

在留カードを携帯し、出国時に所定のチェックを入れるだけで利用できるため、短期的な一時帰国の際には非常に便利な制度です。

今回のように在留期間が卒業後も残っている場合であれば、みなし再入国許可を使って卒業式に再来日することは制度上可能です。

住所がなくなることの影響は?

寮を退去してから再入国するまでの間、日本国内に住所がなくなると、いくつかの注意点があります。

● 住民票の削除

転出届を出した場合、住民登録は削除されます。これは問題にはなりませんが、再入国後の各種手続きに影響が出る可能性もあるため、必要に応じて一時的な滞在先(ホテル・友人宅など)を確保しておくと安心です。

● 入国審査での確認

再入国時、入国審査官から滞在目的や滞在先の説明を求められることがあります。卒業式に参加するためであることを示す大学の案内や証明書類を持参しておくとスムーズです。

再入国に向けた準備ポイント

  • 出国時に**「再入国します」にチェックを入れる**

  • 在留カードを忘れずに持参

  • 卒業式の案内状、在籍証明書など目的を示す書類を準備

  • 一時滞在先(ホテル・知人宅など)を決めておく

  • 不安な場合は、あらかじめ大学に一時帰国と再入国の意向を伝え

まとめ

在留期間が卒業後も有効であれば、みなし再入国許可を使って卒業式に再来日することは基本的に可能です。
ただし、住所がない状態になることで入国審査時に説明を求められる可能性があるため、目的が明確に分かる書類の準備と、帰国後の滞在先の把握が大切です。

卒業という大切な節目を安心して迎えるためにも、しっかりと準備を整えて出国しましょう。

(Y.N)


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