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アメリカ同時多発テロから20年

こんにちは。IMSの香月です。

9月11日といえば米国同時多発テロ事件が起きた日ですね。今年は20年目。もう20年も前の話になるんですか…。20年前はまだスマホがなかった時代です!

実はこの911事件は筆者にとっては単なる遠い異国での出来事ではありません。何を隠そう、あの日あの時マンハッタン島にいたんですから。911当日は9時頃?タイムズスクエア近くのレストランで朝食をとっていました。店内にTVがあり、1機目の旅客機が世界貿易センタービルに衝突しているのを観て、これってNY?事故?一体何が起こっているの?と同僚や店内にいる人たちとくぎ付けになってTVを観ていたのを鮮明に覚えています。そうです、生のテロ現場を体験してしまったのです。

アメリカはこのテロリストによる攻撃の後、米国中の空港や国の重要機関でのセキュリティを強化しました。入国審査やビザの審査の厳格化もされました。犯人の何人かが観光ビザで入国し、その後学生ビザへの滞在資格を変更してアメリカに潜入していたからです。アメリカ政府は「国土安全保障省」を新しく設け、移民局を法務省の管轄下から国土安全保障の管轄下へと移動しました。移民局が担っていた「申請業務」「捜査・拘留」「入国・国境警備」も国土安全保障省のそれぞれ独立した部署の下で行われるようになりました。

また、テロリストへの対策として、非移民ビザの申請用紙が追加され、面接審査が義務付けられました。さらに2003年からは留学生はSEVISによってその動向を管理されることになり、すべての留学生にはSEVIS-IDの番号がつけられ、留学生を受け入れる学校にはオンライン上で留学生に関するデータをSEVISに入力して、学生を管理するようになったのです。

振り返ってみると911事件の前はアメリカに行く(目的は様々ですが)までのプロセスはそれほど複雑ではなかったように思います。留学ビザを取得するのに領事との面接なんて勿論ありませんでした。今はビザ取得に米国大使館で面接をする必要があるというのを聞いて大変驚きました。10本指指紋採取、きちんとした渡航目的、目的を果たしたら必ず母国に戻る等、今アメリカに行く事がこんなにも難しくなってしまい、個人的にちょっと寂しいなと感じています。筆者が留学していた1995年頃は、アメリカはとても景気がよく、いろんな国から留学生が沢山きていました。少し前の古き良き時代です。

テロの実行犯が民間の航空学校に留学し、大型旅客機の操縦を勉強していたということがわかり、それ以降アメリカへの留学も大変厳しく審査されるようになってしまいました。残念ですが、これは仕方がないことだと思います。でも、だからと言って留学や渡米自体を諦める必要は全くありません。

今ではアメリカビザの取得は最も難しいものと言われています。ビザ取得には当社IMSのサービスをぜひご利用下さい。

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