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Staff Blog
2022.12.20USビザ関連
米国大使館の緊急面接予約について
みなさんこんにちは。
今日は米国大使館に緊急面接予約をリクエストする方法についてご案内いたします。
予期せぬ渡米が必要となった場合には、大使館または領事館の予約状況に応じて緊急予約をすることができます。ただし、これは誰もがリクエストできるものではありません。現在日本に滞在していない方、または、日本国外に渡航された方で日本政府が定める隔離期間が終了していない場合は、リクエストができまん。
それでは、緊急予約リクエストに該当する予期せぬ渡米とは何でしょうか。
単に、急遽お仕事の休みがとれたから観光に行きたい、友達の結婚式や子供の卒業式に出席することになった、妊娠中の娘さんの手伝いをしたい、毎年恒例のビジネス・学会に参加したい等、これらは申請者にとっては緊急のことかもしれませんが、米国大使館の緊急予面接予約の資格には該当しません。該当する資格は5つの内容に定められています。
【資格】
1.医療:緊急医療をうけるため、または緊急医療を必要とする親族または雇用主に同行する場合。
2.葬儀/死亡:米国で近親族(母、父、兄弟、姉妹、子ども、祖父母、または孫)の葬儀に出席、または近親族の遺体を送還するための手続きをする場合。
3.緊急商用渡航:事前に予測できなかった緊急の商用で渡米する場合。
4.学生または交流訪問者: I20またはDS2019に記載された参加プログラムの開始日が30日以内で、一般面接枠に空きがない学生または交流訪問者で、米国大使館または領事館で過去6カ月以内にビザ申請が却下されていない方の場合。
5.電子渡航認証システム(ESTA)の取消:ビザ免除プログラム参加国の国籍の方がビザ免除プログラムを利用して渡米ができない旨の通知を受け取った場合。これは、イラク、イラン、スーダンまたはシリアのいずれかの国籍を有するあるいは、2011年3月1日以降に、イラク、イラン、スーダン、シリア、リビア、イエメンまたはソマリアの国へ渡航したことがある方が、緊急に渡米する必要がある場合に限ります。
上記の目的の為に、緊急予約リクエストを送信する際は、緊急性を証明する証拠書類を添付する必要があります。少し例を挙げます。
病状および米国での治療が必要な理由を詳述した日本の医師からの手紙。病状を治療する準備が整っていること、おおび概算費用を示す米国の医師または病院からの手紙。治療費用を支払うことができる証明書類。
連絡先および故人の詳細と葬儀の日付を記した葬儀屋からの手紙。および故人が近親族である証拠書類。
業務の性質、計画される渡航の緊急性、また緊急予約が許可されない場合に会社が大きな損失を被ることを詳述した、米国内の企業からの招待状。
は、税関・国境取締局(CBP)からのESTA渡航認証の状況に関する通知書。これは、例えばイランへの渡航歴のある方が、これから緊急面接リクエストをする場合は、まずESTAを申請し、その後メールで送られてくるESTAの渡航認証の通知書を添付することが必要です。
緊急面接予約は全て英文で書いてリクエストする必要があります。日本語訳を併記はあくまでもオプションです。なお、緊急予約の申請が出来るのは一度のみです。緊急予約が受け入れられた申請者がビザ申請を却下された場合、再度緊急予約を申請することはできません。申請資格に合致しているか、必要書類は十分にそろっているか等をしっかりと確認してから申請することを勧めします。
なお、東京、大阪、福岡で10名以上同じ目的で渡米する団体は、申請者別に個々の緊急面接予約リクエストを送らずに、団体面接リクエストを提出するように求めれています。これはまた別のブログでご案内します。
米国ビザ申請、特に緊急予約申請は慎重にすすめていく必要がございます。サポートが必要な方、何かご不明な点等ございましたら、弊社にお問い合せ | 行政書士法人IMS (imsvisa.support)ください。
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