IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

こんにちは。行政書士法人IMSです。

皆さまは、「帰化」という言葉を聞くと、どんなことを思い浮かべますか？

「国籍を変えること？」

言葉としては聞き覚えがあっても、実際に何をどうするのか？帰化をするとどうなるのか？

今回はそんな、知っているようで知らない「帰化」についてお話したいと思います。

そもそも帰化ってどんなこと？

日本で長く生活をしていて、日本社会への結びつきを強めたいと感じている外国籍の方にとって、帰化は一つの重要な選択肢です。帰化とは外国籍を放棄して日本国籍を取得する手続きのことで、法定の条件や要件を満たす必要があり、法律に従って申請や手続きを行う必要があります。

帰化の意義とは？

帰化を希望する外国人は、厳格な手続きを経て日本国籍を取得することになりますが、これには、法的な要件や条件が定められています。まずは要件・条件を満たした上で様々な書類を準備する必要があるため、申請自体も大変なことではありますが、帰化が認められれば日本人として新たなスタートを切ることができます。また、帰化により日本国籍を持つことで、外国人は日本国内での権利や責任を行使できるようになります。これには選挙権・被選挙権の取得や、法律的権利の享受が含まれます。また、日本に暮らす日本人として、行政の手続きや地域社会での活動や参加がより容易になります。

帰化って具体的にどうするの？

以下に一般的な帰化手続きの進め方をご紹介しますが、手続きは一般的に複雑で時間も長くかかりますし、具体的な要件や手続きは変更される可能性があります。法務省のガイドラインを確認したり、必要に応じて法的なアドバイスを受けながら進めることが重要です。

それでは、帰化の手続きについて具体的に見ていきましょう。

帰化資格の確認

帰化資格・条件を確認します。これには、一定期間の居住要件、法定の年齢、納税実績、日本語能力などが含まれます。

法務局への申請

帰化を希望する場合、居住地の法務局に対して帰化の申請を行います。

申請には必要書類の提出が含まれます。

これらの申請書類はとても種類が多く、揃えなければならないものも沢山あるので、

まずは、居住地の帰化の相談窓口に！（相談は予約制）

帰化面接の受験

全ての書類が揃い、申請が受理されると、帰化面接が行われます。この面接では、応募者の動機や帰化後の生活計画について調査されます。

審査

提出された申請書や書類等は法務省で審査されます。適切な情報が提供され、要件が満たされている場合に帰化許可が出されることになります。

許可通知

審査が完了すると、法務局から帰化許可の通知が届きます。この通知を受け取ったら、指定の期間内に法務局に出頭して帰化手続きを進めます。

帰化証明書の交付

手続きが完了すると、帰化者には帰化証明書が交付されます。これにより、正式に日本国籍を取得したことが証明されます。

帰化を検討されている外国籍の方々は、まずは情報収集やご相談から始めてみてはいかがでしょうか？

日本社会での新たな経験や挑戦、日本との新たな結びつきを深める第一歩になるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

（RS）