IMSブログ | 日本・アメリカビザ申請代行【行政書士法人IMS】

新型コロナウィルス感染症が収束し、最近は社員旅行や学校の修学旅行などでアメリカに行く企業や学校が増えているようです。

社員や生徒の中で日本国籍以外の方がいる場合、以下2点を注意する必要があります。

（その人だけが旅行に行けなくなってしまう…というかわいそうな結果になりかねません！）

 

パスポートの有効期限

米国に渡航する旅行者は、米国滞在予定期間を超えて6ヶ月間有効なパスポートの所持が義務付けられています。

しかし、アメリカとSix-Month Clubと呼ばれる協定で結ばれている国の国籍の方はパスポートの有効期限が6ヶ月切っていても、滞在期間中は有効であればOKとされています。

 

現在、日本を含む130か国がこのSix-Month Clubに含まれています。

Six-Month Clubの中にない国籍の方は、パスポートの有効期限にご注意ください。

 

最新版のリストはこちらのサイトから確認ができます。

 

※日本国籍やSix-Month Clubに含まれている国籍の方も、何かあった時のために、有効期限が3ヶ月以上あるパスポートでご渡米されることをお勧めいたします。

 

アメリカ

 

その２）観光ビザが必要かどうか

 

Visa Waiver Program（VWP/ピザ免除プログラム)に参加している国の国籍かどうかをご確認ください。

 

VWPとは：

有効なパスポートと往復航空券もしくは次の目的地までの航空券があり、

渡米目的が90日以内の短期商用または短期観光、もしくはトランジット(乗り換え)

であれば、ビザ無しで渡米ができるというプログラムです。

 

VWP対象国籍（2024年4月時点）:

Andorra アンドラ, Australia オーストラリア, Austria オーストリア, Belgium ベルギー, Brunei ブルネイ, Chile チリ, Croatia クロアチア, Czech Republic チェコ, Denmark デンマーク, Estonia エストニア, Finland フィンランド, France フランス, Germany ドイツ, Greece ギリシャ, Hungary ハンガリー, Iceland アイスランド, Ireland アイルランドy, Israel イスラエル, Italy イタリア, Japan 日本, Latvia ラトビア, Liechtenstein リヒテンシュタイン, Lithuania リトアニア, Luxembourg ルクセンブルク, Malta マルタ, Monaco モナコ, Netherlands オランダ, New Zealand ニュージーランド, Norway ノルウェー, Poland ポーランド, Portugal ポルトガル, Republic of Korea 韓国, San Marino サンマリノ, Singapore シンガポール, Slovakia スロバキア, Slovenia スロベニア, Spain スペイン, Sweden スウェーデン, Switzerland スイス, Taiwan 台湾, United Kingdom 英国

 

※VWP対象国の国籍の方は、ビザが免除される代わりに、ESTA (Electronic System for Travel Authorization /電子渡航認証システム)の承認が必要です。

何らかの事情でESTAが却下された、あるいはESTAを利用できない方は、VMP対象国の国籍の方であっても、ビザを取得する必要がございますのでお気を付けください。

 

 

上記2点をご注意いただき、ビザが必要な場合は、早めのご準備をお勧めいたします！

観光ビザの場合、申請時にアメリカ大使館/領事館で領事との面接があり、面接は事前予約が必須です。しかし、ここ最近面接予約枠が数か月先まで空いていないという状況が続いております。

面接予約枠の空き状況は日々変動しますが、旅行の日程が決まり次第、もしくは日程が決まり前からでも、ビザ申請の準備を始めることをお勧めいたします。

弊社IMSでは、日本在留の外国籍の方のビザ申請も多くサポートさせていただいております。サポートご希望の方は、お気軽にご相談・お問い合わせください。

 

 

（ms）