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【Youtubeアップしました】米国入国審査での質疑応答

こんにちは。

渡米を希望するお客様が増えてきたように思います。
弊社もアメリカ渡航に関する問い合わせが増えています。

本日は渡米した際に入国審査で聞かれる質問と受け答えについてご案内いたします。

入国審査をスムーズに乗り切ることはとても重要です。
なぜならば、有効なパスポートとESTAまたはビザを所持して渡米しても、必ずしも米国に入国出来るかどうかは決まっておらず、
入国地で国土安全保障省の入国審査官の審査を経て入国許可をもらい、そこで初めて入国することが出来るからです。

入国審査官の質問には適当に答えれば大丈夫だと思っていても、いざとなるとなかなかスムーズに受け答えができないものです。
過度に心配する必要はありませんが、予め質問を想定して受け答えを準備しておくのは良い考えだと思います。
入国審査官は全ての訪問者を移民と就労の意思があると思って疑って審査をします。

入国の可否を決定するのは入国審査官ですから、はきはきと簡潔に質問に答えて、さらには良い印象を持ってもらえば、スムーズにいくかと思います。

質問は主に下記の3つですが、みなさんはどのように答えますか?
1)入国・滞在の目的 2)滞在期間 3)滞在場所・滞在先です。

それでは、弊社の経験値に基づく模範回答ですが、1の目的については、観光の人は躊躇なく「観光(Sightseeing)」と答えましょう。
念のため、観光スポットを数か所言えるようにしておくのもよいと思います。

ここで例えば、「アメリカでの生活を楽しむために来た」「現地での暮らしを体験してみたい」等と答えてしまうと、
滞在期間にもよりますが、そのまま米国に留まり移住するのではないかと疑われる可能性があります。

勿論、そのような意図は全くなく発した言葉であっても、その後にその言葉を撤回するために入国審査官にうまく英語で説明するのは大変難しいことです。

また、以前「カジノをしに来ました」と答えたことにより、カジノでお客さんを見つけて売春行為をするのではないかと就労を疑われた方がいらっしゃいました。
観光ならば、「観光です」とシンプルな受け答えがよい思われます。

一度、移民や就労を疑われると、別室に連れていかれて、持ち物、過去の渡航、滞在歴、携帯の写真、メール、SNSなど全て調べられてしまいます。
長時間に渡り何度も同じ質問をされて心身ともに疲弊してしまいます。

くれぐれもお気をつけください。次に、目的がビジネスの人は、まず「Business(ビジネス)」と答えると思いますが、
その後、審査官から「具体的に何をするか」を問われます。その場合は、会議、セミナーに参加する、契約交渉する等、目的をはっきりと短く答えましょう。

ビジネスの方は、米国を源泉とする給与またはその他の報酬を一切受け取らないこと、現地での生産的な活動は一切しなしない(実働はしない)ことを明確にする必要があります。

「現地社員の教育や指導と、それからxxx」と答えると、実際に現場で社員に手取り足取り教えていることで、生産活動を行う=就労する、と誤解をまねく恐れがあります。
また、少しでも曖昧な言い方をすると、報酬をもらうのではないかと疑われることもあります。これまた別室送りになってしまいます。どうぞご注意ください。

そして2の滞在期間は、「1週間」「20日間」など、滞在予定期間をお答えください。

本来、ESTAは90日以下、Bビザの場合は6カ月が最長滞在許可期間になっています。
ところが、ESTAで観光目的の場合「約2か月半滞在します」と答えるとどうなるでしょうか?
そんなに長い間観光で一体なにをするのかと審査官が疑問に思うのは明らかです。観光にそれだけの期間を要する理由を問われるはずです。
その時に具体的に何をするのかを説明できるようにしておいてください。

「何をするかは米国現地で考えます」等と答えないほうがよいです。
プランがないと移民や就労を疑われる可能性があります。

渡米は、一時的な訪問であること、および一定の限られた期間のみ米国に滞在する計画であることが求められています。
先に計画を立ててから渡米することを強くお勧めします。

最後に3の滞在場所については、観光の場合は「〇〇ホテル」、友人や親族の訪問の場合は「○○街にある友人宅」と短く答えてください。
ホテルの予約内容や友人の住所などメモを見せるのもよいかと思います。

その他、同行者、職業、訪問回数等を問われることもあるかと思います。
質問が聞き取れなかった場合は、もう一度言ってもらえるようにお願いしましょう。

別の単語を使いゆっくり話してくれるなど、配慮してもらえるかと思います。
何度も申し上げますが、入国審査官が入国の可否を決定します。よい印象を持ってもらうのに越したことはありません。
長時間のフライトで疲れているとは思いますが、元気よく、落ち着いて、短く答えることを念頭に乗り切ってください。

 

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