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【Youtubeアップしました】 留学生「強制帰国マニュアル」の実態

さて、本日は日本語学校が作成していた学生「強制帰国マニュアル」の中身という内容の日刊ゲンダイの記事を引用して、どのような悪質なマニュアルなのか見て行きたいと思います。

昨年10月、ベトナム人留学生のホアン君(21)が職員から鎖で拘束される事件のあった福岡市の日本語学校「西日本国際教育学院」。
この学校を運営する学校法人「宮田学園」の元職員から、記者がA4用紙で4ページに及ぶ文書(写真)を入手したそうです。

文書のタイトルは<重大規則違反で強制帰国となる学生への対応に関して>。

素行不良の留学生を母国へ帰国させる手順が記されたマニュアルで、
元職員の方の証言によりますと、帰国当日に処分を言い渡し飛行機に乗せてしまうことを行っていたそうです。

作成したのは2015年。
上司の指示で作ったそうで、“強制帰国マニュアル”と呼び、
学生が逃げないよう、処分は帰国当日に言い渡して飛行機に乗せてしまい、
職員は航空券の手配からアパートの荷物整理、空港への連行まで連携して動かなくてはなりませんので、
マニュアルが必要だったと、答えています。

処分を受ける学生は年に3~4人はおり、最も多いのが、万引で警察に捕まった学生。
授業に教科書を持ってこなかっただけで、強制帰国になったケースもあったそうです。

マニュアルを見ますと、
<学生からは早々に携帯電話を預かり、外部と連絡させないようにする>
<学生は面談している部屋から外へは出さない>
<学生は絶望の淵にあり、追い詰められた表情をしている。時には、取り乱し、泣き叫び、気を失って倒れる者もいる。対応する職員は取り乱さず、冷静に対処する事>
といった生々しい内容が書いてあります。

宮田学園の担当者にマニュアルの存在についてたずねると、
「西日本国際教育学院には(マニュアルは)ないが、(14年に設立された系列の専門学校)国際貢献専門大学校が開校したときに作られたものはあります。

ただし、実際に留学生を強制的に帰国させた事実はない」との答えがあったそうで、そしてこう続けたそうです。
「どのマニュアルをお持ちなのかウチではわからないが、(帰国させる対象は)法律や学校のルールに違反をして除籍となって、将来日本に在留できなくなる学生。

まあ、所在不明となるのが前提です。
こういう学生を無事に帰国させるためのマニュアルです。
ただし、中には帰国に応じない学生もいる。そうした不測の事態を考えた手順書とご理解いただきたい」つまり、不良留学生は学校の判断で帰国を命じられようと仕方がない、というふうに理解できます。生活指導を行わず、強制的に国外退去にしていた事実が窺えます。

記者が入手したマニュアルが宮田学園で作成された実物かどうか、また強制帰国となった留学生の有無についても、本稿では断定を避ける、としていますが、同学園がマニュアルを作成したことは、学園側も認めているのは事実です。

弊社のクライアントは外国人の方が多いので、一説によると留学生の強制帰国は、多くの日本語学校で当たり前のように横行しているそうで、一時は、強制帰国を請け負う民間の代行業者まで存在していたそうです。
このように先ほどもご説明したように、文化、生活様式の違う異国に来た若者を、生活指導もせずに、まるで囚人扱いしている日本語学校が複数存在していることに驚きを隠し得ません。

学生に強制帰国のマニュアルがあるように、人権尊重できない日本人に対して外国人との接し方に係るマニュアルを国が作成する必要があるのではないでしょうか。

 

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