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【YouTubeアップしました】外国人が住みにくい国 -日本-

本日は、外国人女性が働きやすい国ランキング 日本が最下位に、というショッキングなニュースがありましたので、Forbes JAPANの記事を見て行きたいと思います。

さて、米国では、女性の人工妊娠中絶の権利を認めた過去の判決が最高裁により覆されたのを受け、海外移住への関心が急速に高まっており、そうした中、外国人が住み働きやすい国を順位付けしたランキングが、世界最大のエキスパット(海外駐在員)向け交流サイト「インターネーションズにより発表されました。

毎年発表される同ランキングでは、世界各国で働く海外駐在員へのアンケート調査を基に、各国の就労環境、生活の質、生活費などの指標を分析。今年1位となったのはメキシコで、駐在員の91%が同国での生活に満足だと回答したそうです。

指標別にみると、メキシコは社会への溶け込みやすさで1位となり、経済面での満足度も2位でした。ただ、短所もいくつかあり、特に治安は最も大きな問題とされたそうです。 一方、最下位はクウェートで、ニュージーランド、香港が続き、米国もワースト14位と低迷し、バーレーン(15位)、ブラジル(16位)、ロシア(17位)を下回りました 。駐在員は米国で働くことによるキャリアアップの可能性や就労の風土に満足していた一方で、医療費の高さを懸念していたそうです。私の友人がアメリカに駐在中に盲腸の手術を受けた際に、200万円くらい請求されたと聞いたことがあります。

インターネーションズはさらに、外国人女性が住み働きやすい国のランキングも発表しました。ただし、これは女性駐在員の日々の生活に対する主観的評価に基づいたもので、検閲や人権、生殖に関する権利などさまざまな面での政治的課題については加味されていないそうですが、興味深い内容となっています。 1~3位はメキシコ、スペイン、アラブ首長国連邦(UAE)。

一方、残念ですが最下位は日本だったそうです。理由としては、社会への溶け込みにくさと言葉の壁で、日本語が堪能でない限り、現地に溶け込んで友人を作るのは難しく、封建的な社会であるのが日本です。他にもキャリアの選択肢の少なさ、ワークライフバランスの悪さ、生活費の高さが挙げられたそうです。しかし1位のメキシコより日本が優れている点として、治安が非常に良いことが挙げられたことは納得がいきます。

そして、7月13日、世界経済フォーラムが発表した「ジェンダーギャップ指数」。男女平等の達成度を数値化したもので、今回の日本の順位は、146カ国中116位。前回に続き、主要7カ国で最下位という結果になったそうです。教育水準1位もジェンダーギャップ指数116位 その背景とは、何なんでしょうか。

こうした結果になった背景を見ると、全4分野のうち「教育水準」では1位、「健康と生存」では63位と、上位に食い込んでいます。

一方で「政治への関与」では女性議員や閣僚の少なさから、下から8番目の139位。「経済」では女性管理職の少なさや、収入格差が足を引っ張り、下から26番目の121位になってしまいました。 その結果、平均値を下回る116位になりました。これは、G7だけでなく、アジアの近隣諸国である韓国や中国などよりも下の順位と悲しい結果になっています。

一方、上位で目立つのは、スウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国。中でも、アイスランドは13年連続で1位となっています。一体、こうした国々と日本では、何が違うのでしょうか?

フジテレビのめざまし8は、日本に住んで約8年のアイスランド人のテルマさんに、“日本で感じたジェンダーギャップ”について聞きました。日本では、男子と女子の役割、というのをすごく感じますね。男子はこういう形で、女子はこういう形でみたいな…と語られ、

まず指摘したのは、レストランなどのメニューで見かける、量が少ない“女性用メニューだそうです。 アイスランドには、女性用メニューは絶対ないそうで、あればすごく問題になるそうで、女の人のためのメニューじゃなくて、量が少ないメニューっていうタイトルにしたほうがいいと思われたようです。

そして、テルマさんが一番驚いたのは、日本の男性の育休取得率の低さだと言います。 テルマさんは、「パパたちが(職場に)迷惑がからないようにするため、あんまり休みを取らないらしい」と、育児は母親がメインだという日本の考え方に疑問を呈したそうです。

このように世界から見て日本は、私達日本人が考えている以上に評価が低く、将来の少子高齢化で労働人口が減少している中、外国人労働者に労働市場を支えてもらう必要があります。政府もこの調査結果を踏まえて、外国人にとり魅力のある国にしていく必要があると思います。

 

 

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