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2022.11.13ESTA
ESTA ビザなし渡航について
ESTAを利用した米国への入国可能な回数、頻度について解説していきたいと思います。
米国への入国可能な回数についてですが、ESTA(エスタ)とビザについても制度の上では米国への入国回数に制限はありません。
しなしながら、ESTA(エスタ)を利用して90日に近い滞在をした直後に、再び渡米をした方については、永住の意思や就労を疑われる可能性が高くなります。
入国審査官より渡米理由を詳しく尋ねられることが予想され、その際、正当な渡航理由を主張することが必要となります。
滞在先や滞在期間、帰国予定日を証明する詳しい書類のご準備をお勧めいたします。
万が一、ESTA(エスタ)による入国が許可されなかった場合は「入国拒否」の履歴が残り、今後ESTA(エスタ)を利用しての渡米はいっそう審査が厳しくなり、ESTAでの入国が出来ない場合が多く見受けられます。
また、2年間のESTAの有効期限が切れて、再度ESTAの申請を行っても許可が出ない可能性がありますので、注意が必要です。
ESTAを利用した渡航頻度の目安ではありますが、頻繁に渡米する予定があり、年間の米国滞在が累計180日ほどとなる方はESTA(エスタ)ではなく、渡米目的に合わせたビザ申請のご検討をお勧めします。
また、1年の内182日以上米国に滞在すると米国での納税義務が発生する場合もありますので、こちらも注意が必要です。
米国への入国頻度が高くなると心配されるのは、オーバーステイ不法滞在です。
出国予定日の期日を過ぎて滞在することをオーバーステイ(不法滞在)と呼びます。
米国ではオーバーステイについて厳しい規則を設けている国であるため、意図的であるないにかかわらず違反した場合は罰金や罰則の対象となります。
特にESTA(エスタ)を利用しての上限である90日に近い滞在を予定している方の場合、1日でも90日の範囲を超えてしまうとオーバーステイとみなされるため慎重な渡航計画が必要です。
一度オーバーステイとなった方は移民法違反となり、数年から10年の入国禁止にとどまらず、二度と米国への渡航が許可されないケースもあります。
ESTA(エスタ)を利用して短期間の米国旅行や旅行代理店を利用してのツアーであればオーバーステイの心配はありませんが、ESTA(エスタ)を利用して数か月滞在する場合や、ビザを利用して半年近い滞在を予定している方は滞在先の確保や出国日に遅延することのないよう、くれぐれもご注意ください。
このような不測の事態を避けオーバーステイを防ぐためには、米国での滞在可能期間である180日以上1年未満をオーバーステイした場合は、3年間米国への渡航が禁止となります。
1年以上のオーバーステイについては10年間の渡米が禁止となります。180日未満のオーバーステイの場合は罰則の範囲外となっておりますが、オーバーステイの履歴が残ります。
オーバーステイをした場合は米国への渡米だけでなく諸外国への渡航も制限されるため、頻繁に海外へ渡航される方は特に慎重な計画が必要となります。
過去に出国当日に搭乗する飛行機の欠航や遅延するケース、予想外のストライキとなりオーバーステイとなった事例もありますが、このような事情でオーバーステイになってしまったとしても、罰則が免除されることはありませんので、注意が必要です。
ESTA(エスタ)はスムーズな米国入国と90日以内の滞在を許可する制度ではありますが、出国する際はご自身の判断に委ねられます。
思わぬトラブルに巻き込まれないためにも、滞在可能日数より1週間以上余裕をもった日にちを出国日として設定することをお勧めします。
万が一オーバーステイになりそうな場合で、日本行のフライトがない場合には、一時的に隣国のカナダやメキシコに出国することで、オーバーステイを免れることができます。
弊社では、アメリカビザに関するサポートをしております。
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なお、オーバーステイ歴があり、お困りの方はこちらのサイトをご参照ください。
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